トム・ヤム・クン!のレビュー・感想・評価
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怒ったゾウ!!!!!!!!象だけに気張りました
2005年制作
2006年公開作品
初鑑賞
サブスクなし
TSUTAYAレンタルDVD
監督は『マッハ!』『チョコレート・ファイター』『マッハ!無限大』のプラッチャヤー・ピンゲーオ
脚本は『ハンガー 飽くなき食への道』のコンデート・ジャトゥランラッサミー
脚本は他にナパリー・ピヤロートトーンディーとジョー・ワンナヒン
粗筋
タイの自然豊かな村で象の飼育を生業にしている青年カームは古式ムエタイ兵士の末裔
市場で象を売る際に象の親子のボーヤンとコーンが盗まれた
取り返すために密輸組織のアジトがあるオーストラリアのシドニーに旅立つカーム
シドニーのタイ人居住地域を担当するタイ系の警察官マークと協力し組織に立ち向かう
冒頭にこれでもかと象
タイといえば象
タイ人からすれば当たり前で今更感があるかもしれないが外国人の視点からすると違う
見所
敵のアジトでの長回し
プロレスラーとの対決
ヘリコプターの下のアクション
まあそれらももちろんいいのだがカポエイラや中国剣術との対決での水飛沫がカッコ良い
95年に発売されたB'zのシングル『ねがい』のPVでの稲葉さんを思い出した
配役
象が大好きなカームにトニー・ジャー
巡査のマークにペットターイ・ウォンカムラオ
コールガールダンサーのプラにボンコット・コンマライ
密輸組織のボスのマダム・ローズに金星
タイ料理店『トムヤムクン』の店主でベトナム人のジョニーにジョニー・グエン
警部のビンセントにダミアン・デ・モンテマス
プロレスラーのTKにネイサン・ジョーンズ
カポエイラの使い手にラティーフ・クラウダー
剣術の使い手にジョン・フー
レストランのワンカットはとんでも無い
象を取り戻す為、単身密輸組織に乗り込むアクション作品。
「マッハ!」のピンゲーオ監督とトニージャー主演による再タッグ作でもありますね。
とにかく体を張ったアクションが素晴らしく、改めてジャッキー以来のアクションスターだと思い知らされました。
特にレストランに乗り込んでからのワンカットはとんでも無いです。
何回撮り直したか知りませんが、一才淀みのないこの流れは素晴らしいとしか言いようがないですね。
怒りに身を任せてからは、これまた古式の関節技が炸裂。これもすごい。
ただ、ちょっと関節を折るポキポキ音が多すぎだったかな?
結構気になったので、もう少し音を抑えめの方が良かった気がしました。
でもその古式の技術の数々は本当に見応えがある作品。
個人的には「マッハ」よりもストーリーラインが明確で好きです。やはり楽しい作品でした。
トニー・ジャーらしさ満点
すごいんだけど
B.8級
ストーリーはハッキリ言って求めていなかったが、さすがにアクションだけではダメだと思ったのか物語の演出や流れに頑張ってる感があったのでなんとなく作品として許せた。
そしてアクションは、戦闘場面がなあなあに行われているかと思いきや、シチュエーション毎に演出が違くて少し感心した。
・水上パート:短的なアクションと周囲の連鎖
・倉庫パート:乗り物等を利用した敵との連鎖
・敵陣地(最上部に向けて):ノーカット撮影(アクションの質は通常カットより劣るが、タイミングや流れが完璧)
・終演部の大乱闘:倒れていく敵が増える度、地にうずくまる敵の不自然さが笑える
・大型外国人との戦闘:しつこ過ぎる相手、武器を使うと気付いた瞬間…(笑)
バキバキと相手(敵)の関節折り過ぎかな。
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