群盗、第七章
劇場公開日:2023年3月1日
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解説
旧ソ連ジョージア出身の名匠オタール・イオセリアーニが、祖国の歴史を縦横無尽につづった群像劇。
現代のパリ。とある試写室に男たちが集い、席に着くなりタバコを吸い始める。スクリーンには、豪邸で酒を飲みゲームに興じる大人たちを少女が射殺するシーンが映し出される。中世のジョージア。王は森で出会った羊飼いの娘を見初め、彼女を王妃として迎え入れる。内戦下のジョージア。街を装甲車が行き交う中、ひとりの浮浪者が酒瓶を抱えて通りに出る。革命前のジョージア。スリの男ヴァノは共産主義者のテロリストに脅されて彼らの一員となる。中世。サルタンは第一夫人に毒を盛られて倒れるが一命を取り留める。
主演のアミラン・アミラナシビリが、王、浮浪者、ヴァノ、サルタンの4役を1人で演じ分けた。1996年・第53回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞。日本では2004年開催の特集上映「イオセリアーニに乾杯!」で初公開。
1996年製作/122分/フランス・スイス・イタリア・ロシア・ジョージア合作
原題または英題:Brigands, chapitre VII
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2023年3月1日
その他の公開日:2004年6月19日(日本初公開)
原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。
スタッフ・キャスト
- 監督
- オタール・イオセリアーニ
- 製作
- マルティーヌ・マリニャック
- 脚本
- オタール・イオセリアーニ
- 撮影
- ウィリアム・ルプチャンスキー
- 美術
- エマニュエル・ド・ショビニ
- ジャン=ミシェル・シモネ
- エレーナ・ジューコワ
- 編集
- オタール・イオセリアーニ
- 音楽
- ニコラ・ズラビシュビリ
受賞歴
第53回 ベネチア国際映画祭(1996年)
受賞
審査員特別グランプリ | オタール・イオセリアーニ |
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