マザー・テレサのレビュー・感想・評価
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なんでもかんでも神が、神の…と無神論者気味な私からしたら神と言った...
なんでもかんでも神が、神の…と無神論者気味な私からしたら神と言ったらなんでも罷り通るんかと厚かましく感じる場面もあれど、 人への施しがある時々に我が身に返ってきてるのを見ると確かに彼女が信じた道は正しかったのだと感じるし、このくらいの気骨がなけりゃノーベル賞もらうまでにならへんかとも納得する 映画はマザーテレサがインド、カルカッタで成した功績をベースにどんだけ徳の高い人かという流れで進む感じ
マザーテレサって偉大すぎて具体的にはどんな偉業を成し遂げた人なのか...
マザーテレサって偉大すぎて具体的にはどんな偉業を成し遂げた人なのか、実はあまり知らなかった。この作品では結構押しが強く、図太い性格に描かれてる。イメージと違うなーと思ったけど、よく考えたらこういうこと成し遂げるからには人並み以上の強さがあって然るべきだよねと思った。
ジュリエットを演じ、聖母マリアを演じ、マザー・テレサを演じたオリビア・ハッセー。特殊メイクアップの素晴らしさからも目をそらせない。
誰もが名前くらいは知っているマザー・テレサ。数々の反対運動による困難も乗り越え、慈愛に満ちた救済活動を生涯貫き通した20世紀に誇る女性の一人だ。実際どのような活動をなさっていたのかよくわかり、エピソードの積み重ねによる年表のような映画でしたが、心うたれること間違いなし。 しかし、脚本の甘さも目立つし、死んだはずの子供が手を動かすなどの演技指導もおざなりになってる感がある。最も泣けるシーンがエクセム神父であるところも残念だった。 施設建設現場にて、「暴力に対して暴力で抵抗してどうするんですか!」と叫ぶマザー・テレサが最も魅力的でしたけど、その施設現場を反対派が取り壊そうとするのは日真建設とロゴの入ったブルトーザー。ちょっと目立ちすぎ・・・ 晩年の老け顔の皺一筋一筋に彼女の慈愛の精神がこもっていて、オリビアの体当たり演技が冴えていました。マザー・テレサがアルバニア生まれということもあり、巻き舌R音の特徴も訓練したのでしょう。その他国際的な俳優ばかりで固められています。全編聞き取りやすい英語でしたので、英語の勉強をしたい人にも打ってつけです。 【2005年9月映画館にて】
私たちの行いは大海の一滴に過ぎません
強く賢くひたむきに愛に生きた人マザー・テレサ。国境や宗教を越えて一切差別することなく、命がけで自分の信じる道を歩いたマザーテレサ1946年から1997年までの真実の物語。 オリヴィア・ハッセーは1951年4月17日生まれで、公開が2003年だから52歳。美しさの中に秘めた強さみたいなものが感じられてハマり役だと思った。
マザーテレサという1人の人
マザーテレサの人生を描いた作品。 この映画を観るまでは、マザーテレサは本当に神様の様な人で なんの迷いもなく、人々を救ってる。 そんな人なのかな、と漠然と思っていました。 でも、マザーテレサも悩み、苦しみ、ながら道を歩みつづけた一人の人間なのだと感じました。 大切な事を教えてくれる、とてもいい作品です。
素直にいい話
総合:80点 ストーリー: 85 キャスト: 85 演出: 80 ビジュアル: 75 音楽: 75 数え切れない人々の苦しみと悲しみ。救っても救っても救いきれないあまりにたくさんの生命。資金や人材の不足だけではない。保守的な教会の人々、街の人々の無理解。貧困の人々を救いたいだけなのに、周囲が彼女を嫌悪し非難し脅迫すらする。組織化の過程で腐敗とも戦わなければならない。彼女の信じる道の前に直面する問題は多いが、献身的な心だけでなく強い意思と勇気と行動力でそれを乗り越えていった。 実話が元だからただの美談で済まない。都合の悪い事も起きるしそれも話に含まれる。しかし生涯を賭けて行動で示し続けたことは非常に重い。救いのない人々に救いを与えた。富める者から貧しい者にお金の流れを作り、貧しい者が教育を受け富める者になれる機会を与えた。常に全てを尽くし心からの献身をした。ただ教会の中で決まった規則の中の生活をするだけの修道女としての人生を選ばなかった。自分の使命が何かをわかっていて、それに向かって歩くことだけを考えていた。 本来は重い深刻な話だろう。だが映画は決して深刻になりすぎず、本当の偉人の真実の長い話の一部が押し付けがましくならずにすっきりと描かれた。主演女優のオリヴィア・ハッセーの演技も、マザー・テレサの現実を見つめひたむきに人々を救いたい気持ちを表して見事だった。
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