輝ける青春のレビュー・感想・評価
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とにかく長い。映画館ではスルーしてしまった
夏休み。ジョルジアという少女に出会ったニコラとマッテオ。旅の途中、彼女を田舎まで送り届ける。1966年のワールドカップ中継を見ながら北朝鮮を応援する神経なんてのも、学生運動気質を表しているのか、ちょっと意外。ニコラの一人旅。船でアメリカ人のベトナム脱走兵と知り合うなど、この青春時代の旅が後々までの彼らの人生に影響しているかのよう・・・
医者になったニコラの妻が赤い旅団に加わって拘留されてしまったり、警官になったマッテオが自殺したりと後半はかなり家族が揺れる。
長い。とにかく長いけど、家族の歴史を語り、感情移入しまくるためには丁度いいとも言える。事件なんかが断片的だということも、それ自体が歴史そのものであることを表しているのだと思うけど、後半の暗さを考えるともうちょっと工夫が欲しいところ。でも終盤になっての母親と娘サラの抱擁シーンはぐさりとくる。
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