劇場公開日 2005年6月25日

「【アクション無き、ジェラルド・バトラーの存在感が際立つ作品。】」Dear フランキー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【アクション無き、ジェラルド・バトラーの存在感が際立つ作品。】

2022年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■夫の暴力に耐えかね、老いた母と息子・フランキーを連れて逃げ出したリジー。
 フランキーは父親の記憶がないまま成長し、「父親はアクラ号で世界を旅している」というリジーのうそを信じていた。
 そんなある日、アクラ号という船が3人の住む港町にやってくる。

◆感想

・哀しき想いを抱えていたフランキーの前に父として現れた、男(ジェラルド・バトラー)。彼は、頼まれたとはいえ、フランキーの父を不器用ながら演じる。。

<スコットランドを舞台に、父親の家庭内暴力から逃れて暮らす母と息子、祖母の姿を描く。
 淡々と綴られる物語にはリアリティと母の愛が満ち、ラストは静かな感動に包まれる。
 若き、ジェラルド・バトラーの存在感ありきの作品である。>

NOBU