「【”恋愛に基本ルールなんてない!”今作はウィル・スミス演じる恋愛指南男が、自らが恋に落ちてアタフタするお話である。クスクス。反発する程仲が良いって奴だね!】」最後の恋のはじめ方 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”恋愛に基本ルールなんてない!”今作はウィル・スミス演じる恋愛指南男が、自らが恋に落ちてアタフタするお話である。クスクス。反発する程仲が良いって奴だね!】
■恋に不器用な男たちを相手にする恋愛コンサルタントのヒッチ(ウィル・スミス)。
自分が勤める会社のお偉い美女アレグラ・コール(アンバー・ヴァレッタ)に恋したというチョイ、太っちょだが誠実な会計士アルバート・ブレナマン(ケヴィン・ジェームズ)に恋愛指導する中で、ゴシップ紙の記者サラ・ミラス(エヴァ・メンデス:ライアン・ゴズリングの奥さんだね!)と出会う。
デートをするようになる二人。”恋愛をしない”ことを公言していたサラだが、徐々に惹かれて行くが、そう簡単には恋は進まないのであった。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・恋愛コンサルタントのヒッチが、顧客が本当に恋した相手をアルバート・ブレナマンのように真摯に想っているか、ケイシー(ジュリー・アン・エメリー)を傷つけた愚かしきセックス目的のヴァンス(ジェフリー・ドノヴァン)の様な男を見分け、ヴァンスの申し出はキッパリと断る姿勢が良いよね。
・けれども、誤解からサラ・ミラスが、ヒッチのためにケイシーが傷ついたと思った彼女は、ヒッチに冷たくなるのである。
必死に誤解を解こうとするヒッチの姿が”アンタ、恋愛コンサルタントじゃないの!”とクスクス笑えるのである。
他人の恋は成就させるけれど、自分の恋愛はヘタッピいって奴だね!
・けれども、ヒッチは頑張ってその誤解を解いて、目出度し目出度しっ手お話なんだけれど、テンポも良いし、ウィル・スミス演じるヒッチとエヴァ・メンデス演じるサラ・ミラスがやり合う姿も何だか、可笑しいのだな。反発する程仲が良いって奴だね!
■ラストは、アルバート・ブレナマンと憧れだったアレグラ・コールとの仲も上手くいくし(このシーンは結構可笑しい。)、ウィル・スミスとエヴァ・メンデスの結婚式で、ケイシーも粋な仕掛けで素敵な男性と出会うし、気持ちの良い、ラヴコメディじゃないかな。
なによりも、最後にヒッチが、第四の壁を越えて”恋愛に基本ルールなんてない!”って、笑いながら観る側に言って来る姿が良いんだな。
<今作は、ウィル・スミス演じる恋愛指南男が、自らが恋に落ちてアタフタするお話である。>
