「帆立貝のコキーユ レモンバターソース」最後の恋のはじめ方 yonda?さんの映画レビュー(感想・評価)
帆立貝のコキーユ レモンバターソース
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恋愛ドクターっていうのか、恋する男のお手伝い、コンサルタント業をやってるヒッチという男の話。正体知られない方がやりやすい事もあって名刺はあるが看板はない。クチコミで知った人から依頼を受ける。
ゴルゴ13みたいに依頼内容を聞いて受けるかを決め、金を積まれてもヤリチンみたいなのは断る。真剣に恋してないとダメ。
女性とのキッカケの部分だけ仕込みや演出もするが、恋が始まるとその先はアドバイスするだけに徹する。
コレだけはやっておけ、コレはやったらダメみたいな。
主役だからヒッチの恋話も当然あるけど、ラブコメのメインとなるのは会計士アルバートと財団お嬢のアレグラ。
自分でもさえないと思ってるオデコ広い中年太りメガネなのだけどアレグラに対する気持ちは超本気。ヒッチが2人の恋を後押しするのが映画の中心となってる。
アレグラもセレブなのにスレてなくて良い感じで応援したくなるキャラクター。
ヒッチが恋するサラはゴシップ記事ライターで正義の鉄槌を下すみたいな感じで仕事してる。その正義感みたいな部分から同僚サラの件で怒りに火が付き、暴露記事でバッドな展開を迎えてしまう。
女落とすのに金払って人を雇ってみたいな世間からの目と、ヒッチがやってる仕事内容は大きく違う。その辺をフォローする場面も用意されていたけど、伝わりにくかったかも。
ヒッチもアルバートも全て失うが、恋愛テクニックなし真心で飛び込んでハッピーエンド。
ヒッチの恋愛コンサルタント業も続けられてる??みたいな仕込み付きのラストだった。
とにかくストーリーが良い。
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