50回目のファースト・キスのレビュー・感想・評価

ともすれば悲しさを連想するテーマの作品ですが、個人的にはラブコメではなく、コミカルラブストーリーの傑作だと思います。
昔からコメディ出身俳優がラブストーリーにでるってよくあったけど、殆どがコメディ要素が必要なくって別にこの俳優やギャグ不要って思ってた。でもこの作品だけは違います。この絶望的な愛の物語は明るく前向きな雰囲気がないと暗くただお涙頂戴の破滅的なエンディングへ行ってしまいます。アダム・サンドラーもコミカルさは抑え気味に演じていて素晴らしいです。脇役もいいですがヒロイン役のドリュー・バルモアが難しい役を凄く素敵に演じてます。ちょっぴり涙、でも心暖まるラブストーリー、ご覧ください。

総合70点 （ ストーリー：60点｜キャスト：80点｜演出：80点｜ビジュアル：80点｜音楽：70点 ）

　実際に毎日起きるたびに驚き怯えられ怒られるのは大変だろうとか思ってしまうが、それでもヒロインのバリモアは明るくて魅力的な純真な女をうまく演じている。現実にはとてつもなく深刻なことだろうに、バリモアのそのような雰囲気が映画全体の雰囲気を柔らかく暖かいものにしている。

レビュー仲間からオススメされた時、私は正直夏場ロッカーに入れ食べ忘れられた飴みたいな作品でしょう?
なんて思っていた。

しかし、実際はそうではなく恋愛映画があまり好きではない私の考えを変えてくれた作品。

忘れたくないでも忘れてしまう現実。本当にどうしようもない悲しい現実。
でも、どうしてか不幸せなんてことなくて最高に幸せな人なんです。

彼の立場になって考えたら私なら嫌気がさしますね(笑)
でも、本当腹立たしいほど純愛ってゆうやつなんです。
笑える要素も所々あってとても楽しめました。

いやぁ･･女性がうらやましいですなっ！絵のｼｰﾝゎ泣けました…。

ｵｽｽﾒしてくださったH様に感謝。

胸がｷｭﾝｷｭﾝしちゃってイイなぁって中学生みたいな気分になれる映画でした😆
ｱﾀﾞﾑ･ｻﾝﾄﾞﾗｰの歌声がまた良かったです💖