「人数のかぞえ間違い、マスクを忘れたおとぼけおじさん、時間間違い、いくつも原因が重なったため悲劇が起こる。」オープン・ウォーター kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
人数のかぞえ間違い、マスクを忘れたおとぼけおじさん、時間間違い、いくつも原因が重なったため悲劇が起こる。
本来なら起こり得ない事故も、悪条件が輻輳すると意外な結末を引き起こす。こうした設定によって、海、ダイビングは恐ろしいものだと訴えているわけではないところに救いがあると思いました。全くCGを使わない低予算映画にて、ホラー映画よりも怖い内容になっているけど、ストーリーも単純。しかし、海の真ん中に置き去りにされて、サメの恐怖、孤独、飢えや衰弱と戦う夫婦を描くだけなのに、圧倒されるほどの暗い海の映像に引き込まれていきます。
ダイビングの経験がないと真の怖さはわからないのかもしれないけれど、クラゲの恐怖だけはわかりました!アレは痛いです!そして見えないサメ。「脚が食われてないか見てくれ・・・」なんて想像するだけで痛い。サメの恐怖を描いた映画は数多くありますが、この映画もサメ・コレクションに加わるべき作品かもしれない。
夕陽に染まる海の映像が2箇所、効果的に使われていたのが印象に残りました(特にサメに噛まれたシーン後)し、デジタルビデオ3台で撮ったにしては二人の精神状態を上手く捕らえてました。しかし、音楽がダメ。ここまでアイデア勝負でいくなら、音楽を全く使わないほうがよかったかも。
ラストはブーイングも起こるだろうし、不満な点は多いかもしれない。それより、一番の謎は、キャサリン・ヘプバーンとニック・ノルティの映画が・・・
【2005年6月映画館にて】
masamiさん、コメントありがとうございます。
この映画は公開当時かなり話題になりましたよね~
時そばですか!
落語に関しては浅学菲才なものでよくわかりませんけど、『時をかける少女』のレビューでは時そばをネタとして使っております(汗)
kossy様、私はこの映画はレビューしてないんですが、面白かったです。
これって落語の時そばなんですね。そこーそこーカウントが違う‼️
荒木飛呂彦先生も好きな映画。
ミニマムなジョーズ。