スカーレットレター

劇場公開日:

解説

ひとつの殺人事件を軸に、不倫に悩む刑事の私生活と容疑者である未亡人をめぐる秘密が交錯するサスペンス・ラブ・ロマンス。監督は「Interview」のピョン・ヒョク。主演は「シュリ」のハン・ソッキュ。共演女優のイ・ウンジュは2005年に自殺し、本作が遺作となった。

2004年製作/119分/韓国
原題または英題:朱紅文字
配給:シネカノン
劇場公開日:2005年5月14日

ストーリー

刑事ギフンに殺人事件の報告が入る。現場は写真館だった。店主のハンが頭を割られて倒れている。茫然としている全身血まみれの女は妻で、第一発見者のギョンヒだった。彼女を容疑者に上げ、ギフンたちは早速聞き込みを開始する。ブルー・ノートのステージで熱唱する女性シンガー、カヒは、歌の途中で店にやってきたギフンに視線を送る。カヒとギフンは、その後、彼女の家で情熱的に愛し合う。情事の後、自宅に戻ったギフンは、妻のスヒョンを抱きしめ少し膨らんだお腹に顔をあてた。「息子の声を聞こう」。それはどこから見ても幸せな夫婦のひと時だった。ギフンたちは写真館近くの喫茶店で、ギョンヒが妊娠するたびに夫に内緒で中絶していた噂を聞きだす。また被害者は最近6億ウォン(約6千万)の保険に入り、受取人はギョンヒであること、ギョンヒはチンピラ風の男に大金を渡したことなどがわかってくる。産婦人科で胎児のエコー画像を見つめるギフン夫妻。だがスヒョンを呼び止めた看護士が笑顔で言う。「今度は中絶しないように」寝耳に水のギフン。バンドと一緒にリハーサル中、カヒは突然ピアノに突っ伏してしまう。カヒは自分が妊娠していることに気づいた。ギフンに電話をするが、ギョンヒと会っている最中のギフンにすげなく切られてしまう。別の日、髪を束ねてスーツを着込んだギョンヒは警察署にきて、ギフンに写真の束を見せる。チョン・ミョンシクという顧客の男性が彼女を盗み撮りした写真で、「彼は私を好きみたいでした」と言う。その写真を見つけた夫と口論になり、外に出て写真館に戻ると、夫が血まみれで倒れていたのだ、と。スヒョンのチェロのコンサート。その後のパーティーにカヒも現れ、スヒョンの妊娠を知らされると、夫婦に笑顔でおめでとうと言う。実はスヒョンとカヒは音大時代の同級生で、親友同士だった。ギフンはやがて、女たちの間で袋小路に陥ってゆく。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0ラストが意外だった

2014年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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zzzn

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