フリースタイル:アート・オブ・ライム
劇場公開日:2005年4月16日
解説
世界中の現代ユース・カルチャーに大きな影響を与えたブラック/ヒップホップMC(ラップ)シーン。その中に息づく“フリースタイル”に焦点を当てたドキュメンタリー。出演は、日本でも人気のモス・デフ、ザ・ルーツ、ジュラシック5、西海岸のアンダーグラウンドの雄フリースタイル・フェローシップ、メデューサなど。監督は、西海岸のアンダーグラウンド・ヒップホップ・コミュニティーとの密なつながりを持ち、DJでもあるケビン・フィッツジェラルド。
2000年製作/71分/アメリカ
原題または英題:Freestyle: The Art of Rhyme
配給:ナウオンメディア
劇場公開日:2005年4月16日
ストーリー
“フリースタイル”とは、即興のラップ・スタイルのこと。黒人文化が辿ってきた歴史を背景に、ゴスペル、ブルース、ジャズ、ファンク、ソウル、ヒップホップといった音楽スタイルを創造・確立し、MCなど現代のブラック・ミュージックへ派生した。今まで知られることの少なかった、いや、即興であるが故に記録にされにくかったヒップホップの一面を描写し、世界中の現代ユース・カルチャーに大きな影響を与えたブラック/ヒップホップMC(ラップ)シーン。その中に息づく“フリースタイル”に焦点を当て、日本でも人気のモス・デフ、ザ・ルーツ、ジュラシック5、西海岸のアンダーグラウンドの雄フリースタイル・フェローシップ、メデューサらが劇中に登場する。伝説的と評される、スーパーナチュラルvsクレイグ・GのMCバトルの本人たちによる再検証、60年代の詩人集団ザ・ラスト・ポエッツが語るMCの文化的発展など、“フリースタイル”文化を多角的にとらえている。その他にも、ヒップホップの開祖クール・ハークの貴重な映像やブレイクダンスの伝道師クレイジー・レッグス(ロック・ステディ・クルー)のインタビュー、ジュラシック5で活躍するカット・ケミストとDJヌマークのスクラッチセッションなど、MCと密接に関わっているヒップホップの重要人物たちも登場する。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ケビン・フィッツジェラルド
- 製作総指揮
- ティアレ・ホワイト
- 製作
- ヘンリー・アレックス・ルービン
- 撮影
- トッド・ヒッキー
- ダニエル・コーズマン