劇場公開日 2005年4月23日

「男3人、女2人という微妙な構成はなぜかスプラッター映画に多い」キャビン・フィーバー kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0男3人、女2人という微妙な構成はなぜかスプラッター映画に多い

2018年10月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ポール、カレン、ジェフ、マーシー、バートの5人。ジェフとマーシーはラブラブカップルでキャビンに着くなりセックス。男3人、女2人という微妙な構成はなぜかスプラッター映画に多い。

 雑貨屋のオヤジとすぐに人に噛みつくカンフー少年。あっけなく去ってしまうグリム(監督本人)。そして、どこかおかしいウィンストン保安官。それによそ者の介入を毛嫌いする閉鎖的な村人たち。それほど悪い若者じゃなかったけど、感染したとわかると無謀な性格になってしまう。

 70年代ホラーを現代的に描いた雰囲気だけど、どこかおかしな人間たちはサム・ライミなんかにも通ずるのかなぁ。

 カントリー音楽を楽しんでる別若者グループに乱入するポールが暴走したり、ずっと隠れてたジェフが生き残ったことを喜んだ途端、警官隊に射殺されたりと、王道の展開だったけど、何もなかったように村人がレモネードを飲んでるところがシュール。

kossy