ウィンブルドンのレビュー・感想・評価
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スポーツと恋の夢物語
開催国イギリスの選手がウィンブルドンで優勝する夢物語と、スター選手同士の男女が大会中の出逢いから恋が芽生える有り得そうな話を合わせたスポーツ映画。まだアンディ・マリーが現れるまえで、イギリス人の優勝を誰も想像できなかった頃の作品。いい意味で力の抜けた軽いユーモアが特徴で嫌味がない。ただテニスの試合シーンの、ボールと選手の動きに不自然さがあり、スポーツ映画の醍醐味はあまりない。それより恋の駆け引きにもうひと捻りあれば佳作になったと惜しまれる。キルスティン・ダンストとポール・ベタニーの主演二人の演技がいい。サム・ニールの父親像は特徴がなく、遣り甲斐のない役柄であったろう。主役二人を囲む登場人物の構成力が弱い。
キルスティン・ダンストのファン限定
うーんと、まぁ、キルスティン・ダンストのファンでなければ、あまり観ない作品かもですね。またはポール・ベタニーのファンか、ウィンブルドンのファンか。 それで私はキルスティン・ダンストの激烈ファンなのであります。そしてまた、幼い頃からウィンブルドンテニスをよく見てもいたのであります。その意味では楽しめる映画でしたね。 その意味ではっていうのは、この二つの個人的条件を抜きにして、純作品的に見てみれば、ラブストーリーだからって、圧倒的に幸せな気持ちにさせてくれるわけでもなく、テニス映画だからって、実際のゲームばりにドキドキさせてくれるわけでもなく、まぁ、そんな感じの映画だったわけでね。 今後、あまりここのレビューが増えることも期待できない作品なのかもしれませんが、しかし、キルスティン・ダンストだけで評価するとするなら、つまりどれぐらいキルスティン・ダンストが可愛かったかの評価でいえば、★3.5ぐらいでしたので、ファンの方はどうぞぜひ。
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