「テンポも良くて中々面白い」ミーン・ガールズ(2004) 根岸 圭一さんの映画レビュー(感想・評価)
テンポも良くて中々面白い
悪口が書かれたアルバムを女王レジーナの陰謀だと疑わない先生とか、それをコピーしたビラが学校に撒かれて乱闘騒ぎになるとか、その後の体育館での反省会で仲直りとか、安易な展開が多い。しかし普通の転校生が調子に乗り始め、やがて周囲に見放され自分の過ちに気づくストーリーは『ウォール街』『プラダを着た悪魔』を連想させて中々面白かった。ストーリーのテンポも良いのでストレスなく観れた。
ラストシーンはイケてる女子グループ『プラスチックス』メンバーの成長が感じられる。高校生になってこれほど性格が改善されることって実際あまりなさそうだけど、ストーリーの後味は良かった。
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