劇場公開日 2005年2月26日

「キム・ベイシンガーが監禁される映画と聞いて期待しちゃうのは、私が悪い」セルラー kazzさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0キム・ベイシンガーが監禁される映画と聞いて期待しちゃうのは、私が悪い

2025年3月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

WOWOWプラス(スカパー!)の放送にて。

キム・ベイシンガーなのに色っぽいシーンはない。
20年くらい前、ガラケーの時代だった。

ジェイソン・ステイサムが悪徳警官。
ウィリアム・H・メイシーが正義の警官。
クリス・エヴァンスが軽薄でアホな若者(主人公)。だけど、いざとなると頭が回る。
キム・ベイシンガーが何者かに拉致監禁される高校教師。小学生の息子がいる。

今観ると意表を突くキャスティングで、キムは高校の生物の先生なのに、破壊された電話機の配線を手でつないで通話を可能にする。科学の教師にすればよかったのに、なぜ生物なのか…ま、理系ということで良しとしよう。

キムが監禁部屋から壊れた電話機で助けを求めて発進した通話が偶然クリスのガラケー携帯に着信する。
最初はイタズラか何かだと思うのだが、ただならぬ様子を電話越しに聞いて、俄然救出に奔走するクリス。
警察が相手をしてくれない理由もちゃんとある。

テンポが良くて、ちゃんとハラハラさせてくれるから、十分楽しめる。
スリルあるサスペンス・コメディの逸品。

kazz