マシニストのレビュー・感想・評価
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クリスチャン・ベールの減量との戦い
ダイエットに失敗ばかりしている人、不眠症の人にオススメ!?人間の最長不眠記録は11日なのに、この男は365日眠っていないのだ!と言っても、かなり居眠りしていたようけど。
この映画は工場で働いたことのある者にとっては、かなり恐怖感を与えてくれる。個人的に、学生時代に工場でのバイト経験を2箇所でしているが、自動車部品工場では、朝礼にて腕を切断してしまった人の話を例に挙げて注意を促す訓辞を聞いたため、1日で辞めてしまったという経歴を持つ(恥)。そして社会人になってからも、印刷工場で指が無い人を何人も見た。とにかく、単調な作業には必ずやってくる眠気と注意不足。これを実写化する映画というのも珍しい。
減量63ポンドのクリスチャン・ベイルが『インソムニア』よりもリアルな不眠症を演ずるところが一番の見所だが、この映画の後に『バットマン ビギンズ』に出演するというのだから、彼には真の役者魂を感じてしまう。これに対抗するのはレニー・ゼルウィガーだろうか。その他の出演者では、腕を切断してしまうミラーを演ずるマイケル・アイアンサイドがいい。
ストーリーは、不思議な貼り紙に悩まされ、同僚の片腕を切断するという事故にも責任を感ずる主人公。新人アイバンという男を誰も知らないことから、自力で調査もしてみるがうまくいかない。娼婦スティービーとは常連客なのだが腹を割って相談できる間柄で、空港内ダイナーのマリアとも良好な関係。そしてアイバンの正体を突き止めるためにとった大胆な行動・・・終わってみると、似てる映画を探すことで議論が盛り上がりそうな内容となっています。
この映画で素晴らしいと感じたのは、ルート666というライドショーでの分岐点「天国」と「地獄」に対比させて、ハイウェイ出口の案内標識「エアポート」か「市街地」かを選択する場面です。その他にも、ブルーがかった映像や、敢えて眠くなりそうな音楽を使用していることが挙げられます(テルミンという変わった楽器を使っているらしい)。そして舞台はロサンゼルスなのに、ロケ地はバルセロナ。この大胆な監督に、これからも注目です。
【2005年3月映画館にて】
who are you
怖い…ミステリーというよりスリラー?
クリスチャン・ベイルの役作り・・・凄すぎです。
極度の不眠症に悩む主人公が、ある男と会ったことから始まる不可解な出来事に翻弄される物語。
私の趣向に合わない為やや厳しい評価をしましたが、サイコスリラーとして良く出来た作品で、映画自体の完成度は高いように感じました。
映画館や一人暗闇でこの映画を鑑賞したら、精神の闇に絡めとられてしまうような、そんな作品です。
唯一思ったのは、(細かい設定は兎も角として)大枠のラストは想像出来てしまうことでしょうか。それ以外のラストを少しでも鑑賞者に想像させ迷わせることが出来たら、もっと面白く感じられたかもしれません。
うーん。
お化け屋敷がマジで超怖かった
逃れられない
一度で十分
ネタバレ厳禁のミステリー(?)
クリスチャン・ベイルの役作りに注目が集まるのは、
他の要素で特筆すべき点が無いって言い方もできるのか、できないのか。
まぁ現実にあの減量ぶりはすごいと思う。もはや別人。
個人的には作品としてのテーマが見えづらく、
最終的には「罪悪感」ってことになるんだろうか?
もしそうならちょっと薄っぺらいような気がするけど。
印象的に使われる「Who are you?」が奥行きを感じさせるものだっただけに、もうちょっとこう何というか、あっても良かったんじゃない?と言いたくなってしまった。
まぁさらっと軽く「どんでん返し」を楽しむ分には良いんじゃないでしょうか。あー面白かった。で終わるのがたぶん正解。
人間のもろさ
主人公の記憶補完サスペンス
謎解きおばけ屋敷
世界観完璧
クリスチャンベールがすごすぎる
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