ツイステッドのレビュー・感想・評価
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サスペンスにおける「凡作」の教科書
今まで一度もサスペンスやミステリーというジャンルの作品を見た事がない人以外は見るだけ時間の無駄。
過去に訳アリの主人公刑事(同僚や恋人が殺人鬼に殺され、それを救えなかった事がトラウマになっているとかが定番)。突如起こる連続殺人事件。何故か署内でやたら敵視されて孤立する主人公などなど、サスペンスやミステリーで使い回された「ありがち設定」が目白押し。
アシュレイ・ジャッドも敏腕刑事という役どころの割には、何度も薬を盛られるマヌケ振り。今まで無かったような幻覚や幻聴、一時的な記憶喪失が出る地点で、「自分は多重人格者だったのか」とか非現実的なことを考える前に、まず「第三者による薬物混入」を疑うのがプロじゃないのか?いくら何でも血液検査をするのが遅すぎる。おまけに被害者全員が自分に関わりのあった人間なんだから、「そんな情報を知っている」+「自分に近寄れる人物」という段階で、怪しいヤツの見当つくじゃん(笑)。
そんな事だから、ラストに行く前にバレバレになってしまう真相にもう萎え萎え。サスペンスやミステリーとしての伏線の張り方や演出がお粗末すぎる。ドンデン返しがあれば良いってもんじゃないけど、無難なものを無難に作ってるよりも、何か一点でも良いから、独自の工夫やアイデアを取り入れようとする「志」が大事なんじゃないの、監督さん…。
わかりやすい。
追い込まれる女刑事
殺人課の女性捜査官である主人公が、連続殺人事件を捜査していくうちに
自分自身に容疑が掛かり、次第に精神的に追い詰められていくという
サスペンス映画です。
主人公のジェシカは25年前に両親を失い、
父の同僚だった市警本部長のミルズに育てられ、
晴れて殺人課の捜査官に出世しました。
夜になると浴びるように酒を飲み、バーに男を誘いに行くジェシカ。
ある晩、彼女は意識を失います。
翌日、港に死体が上がりました。
その男は、ジェシカが一夜を共にした相手でした・・・。
自分に不利な状況に次第に追い込まれていく主人公。
殺したのは自分なのか?それとも、別の誰かなのか?
何が真実なのか判らない展開は、面白かったです。
久々に良質なサスペンスを観たような気がします。
最後のどんでん返しには「なるほど」と思いました。
注意してみていると、アチコチに伏線が張ってありますよ。
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