「発想と企画の映画」dot the I/ドット・ジ・アイ Gustav (グスタフ)さんの映画レビュー(感想・評価)
発想と企画の映画
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映画オタクに騙されて三角関係の映画の主人公役を演じるスペイン女性とブラジル男性の復讐劇をラストのどんでん返しにした異色作。自主映画制作の個人趣味に染まった閉鎖性を批判するつもりはないのだろうが、映画の役柄から男女の愛情に変化するのは予想内で、異色映画制作に入れ揚げる夫の偏執性が突出している。主題がぼやけた恨みがあり、企画に溺れた制作者が一寸残念。
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