「一肌脱いじゃう男気はお国柄?」カレンダー・ガールズ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
一肌脱いじゃう男気はお国柄?
クリックして本文を読む
お金をもらっても勘弁してほしいシチュエーションなのだが実話だから仕方ない。
発起人のアニー(ジュリー・ウォルターズ)とクリス(ヘレン・ミレン)が協力を説いて回るシーンが傑作
アニー「脱ぐ?」
コーラ「私55よ、今脱がないでいつ脱ぐのよ」(林先生?)
ジェシー「アソコはダメよ、捧げたのは生涯一人の男性だから」
アニー「夫思いなのね」
ジェシー「夫じゃないわ」
アニー「?」
クリス「全部見せるわけじゃないのよ」
セリア「それがいやなのよ」
チャリティの名目はあっても元アート・ディレクターだったリンダの夫テリーがいなかったらもっと陳腐なものになるか頓挫していただろう、絵コンテまで描いて小道具を揃え、コミカルな日常のワンシーンを撮影、ピンナップカレンダーにはなかった斬新さがヒットの鍵、最大の功労者はテリーだろう。ご本人たちは自発的だったでしょうがヘレン・ミレン嬢はじめ一肌脱いだ大女優陣たちもさぞ覚悟のいったことでしょう、お察しいたします。
こんな不思議なカレンダー誕生の経緯は興味深いがもてはやされるくだり、影の部分、深みを入れないと気が済まない映画屋さんの習性がせっかくの夢物語を壊しているような・・。
コメントする