「何から何まで中途半端な駄作」ゴシカ 徒然草枕さんの映画レビュー(感想・評価)
何から何まで中途半端な駄作
クリックして本文を読む
幽霊が生きている人間を操って自分を殺した人間に復讐させる話。
科学者が幽霊に世界認識をひっくり返されたなら、単なる殺人事件より幽霊の存在こそ大事件だと考え、大論文でも書くところだろうが、この精神科医はそんなことより探偵もどきの大活躍を始めるのだから、到底人間業と思えないw
途中からほとんど理解不能だと思ったので、適当にしか見ていないから話がよく分かっていないかもしれないが…。
旦那を殺したのはハリー・ベリーらしいが、いかにその旦那が連続少女レイプ殺人の犯人だったからといって、旦那が悪の権化であったのを知ったことや、自分で殺してしまったことの心理的衝撃がゼロというのは、それこそクロエが始めに言った「あんたの心は死んでいる」の言葉通りだろう。そんなハリー・ベリーの方が幽霊よりよほど怖いw
それに彼女に復讐をさせた幽霊たちのその後はどうなったのか、何一つ触れられていない。少しは感謝して成仏でもしたのか、あまりに尻切れトンボ過ぎるんじゃなかろうか。何から何まで中途半端な駄作。
コメントする