飛ぶ教室のレビュー・感想・評価
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ドイツらしい児童文学の映画化
身寄りのない少年が転校の末辿り着いた寄宿学校で仲間たちと友情を築く姿を描いた、E・ケストナーの児童文学の映画化。子供に注がれる視点のやさしさ、舞台劇の表現主義、ドイツ古典音楽、そしてファンタジーと、ドイツを特長付ける表現が為されている。通学組と寄宿舎組の対立の子供たちの微笑ましさもいい。ただ、この内容ならもっと良い映画にできるはず。トミー・ヴィガントの演出力不足が惜しまれる。
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