「 この映画は観たあとからジワーっときました。正直言って、観てるとき...」死ぬまでにしたい10のこと kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画は観たあとからジワーっときました。正直言って、観てるとき...
この映画は観たあとからジワーっときました。正直言って、観てるときは涙が出ませんでした(場内では物語の序盤から鼻をすする音が聞こえてきましたが)。この手の映画にしては最初から映画や音楽の個人名がかなり出てきて、「こいつは只者じゃないな」と予感させてくれました。トレーラーハウスといい、日本人好みの音楽といい、「これはお涙ちょうだい」映画だなと予想していると、全く違っていた。死を宣告させられた主人公が、如何に自分の死後の肉親に幸福を与えようかと考えてる姿を表現してるかというテーマだったのですね。まぁそこが感動を呼ぶわけですが、「夫以外の男と…」というのが賛否両論になると思いますね。
しかし、これはアン自身が悲しみを半減させようと企んだこと、私はこう解釈しました。つまり、自分の死後の世界ではリーと夫を同じように愛し、夫であるドンと娘たちには新しいママを愛して欲しいと・・・死んだ後の皆に対する愛情の表れでしょうね。
レオノール・ワトリング(隣に引っ越してきた女性)には注目です。『トーク・トゥ・ハー』を見なくては・・・
つまらないことですが、あの医師は後14年間テープを送らなければならないのは、結構大変!がんばってね。
【2003年映画館にて】
コメントする