デス・フロントのレビュー・感想・評価
全1件を表示
.
クリックして本文を読む
自宅で鑑賞。英国産、原題"Deathwatch"。『ゾーンA('10)』に似たテイストだが、本作の舞台は第一次大戦時の1917年、西部戦線。前半の濃霧や泥濘は雰囲気が有り、期待感を煽られた。死体の描写が妙にリアルな上、語り口も巧い。チェコのロケでは深度5mの塹壕を掘り、毎日6万ガロンの水を使ったと云う。登場する“Y中隊”生き残り九人の兵士はキャラ付けがしっかりしており、怪異譚が際立っている。但し導入部の戦闘シーン、演出と描写(カメラワーク)がイマヒトツ。嫌いではないが、観る者を選ぶ一作。60/100点。
・ドイツ語の吹き替え版では、塹壕内のドイツ兵がフランス語を喋っている。特典映像の“トーマス・クイン”役、A.サーキスのインタビューは一問一答で余りにも淡白過ぎて、蛇足的な印象。
・鑑賞日:2012年3月24日(土)
コメントする (0件)
共感した! (0件)
全1件を表示