「状況に応じてコロコロ態度を変えるTVレポーター達」ライフ・オブ・デビッド・ゲイル kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
状況に応じてコロコロ態度を変えるTVレポーター達
死刑制度反対運動の指導者的存在であったデビッドとコンスタンスの切ない関係もさることながら、ダスティの常にあやしい役柄。スペインのオペラ劇場で涙するシーンが印象的だった。死刑執行が少ない日本から見れば、根本的な問題は違うような気もするのだが、死というものをどう捉えるのかを考えさせられる映画です。
「死は必ずやってくる。この意味を24時間後に解いてくれ」とヴィッチーに言った辺りから何となく筋が読めてきたが、それにしても重く悲しく、展開にハラハラさせられました。これは、筋を読んでしまう悪い癖があるのに感動できました。ケイト・ウィンスレットの演技が良かったなぁ。
【2003年12月映画館にて】
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