劇場公開日 1972年3月11日

さすらいのカウボーイのレビュー・感想・評価

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3.0抒情西部劇

2023年9月11日
PCから投稿

西部劇要素より、夫婦と友情の心理描写が主です。 地味ですが、確かに抒情性は満点です。 公開当時酷評されたのも良く理解できます。 おとなしすぎて、いわゆる西部劇を期待する人には向かなかったんでしょうね。 今でもヒットするタイプの作品ではありません。 オーツ選手、一番いいかもしれません。

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越後屋

3.0愛情と友情の狭間、そして人生のアヤ

2020年8月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

NHKのBS放送を録画して鑑賞。 なんとも不思議な余韻を残す作品だった。 気軽で本能のままで生きられる同性間友情と 面倒でそれなりの努力の必要な異性間愛情の 間で揺れ動く人生観を語ったような作品だ。 家庭を捨て気ままな生き方から友情側に走った主人公が、 一旦は妻との愛情側にシフトするものの、 友人の危機を切っ掛けに友情側に戻り 命を落とす。 結末は「友情>愛情」を予感して観ていた ので予想通りの結末と思ったが、 主人公に助けられた友人の、 まるで彼の代わりのように 「友情<愛情」へのシフトを思わせる ラストシーンが印象的で 人生のアヤを感じさせる不思議な余韻の映画だった。

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