劇場公開日 2002年11月16日

「まばゆい陽射しを体一杯に浴びたような気分になれます」マーサの幸せレシピ septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0まばゆい陽射しを体一杯に浴びたような気分になれます

2010年3月18日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

ドイツの雪景色は薄暗いんですが、
白みがかった黄色っぽい映画だな
雪や薄曇の中に太陽の明るい陽射しを感じちゃった(笑顔)

◇   ◇

頑なな女性が
人を受け入れ
柔らかくなるまで

サクッと言ってしまうと
これがストーリーの軸です。

主人公の
マルティナ・ゲデックさん。

上映終了後まで気づかなかったのですが、
私が大感動した『善き人のためのソナタ』(06)ヒロイン役の女優さんでした。

今作製作当時は
ドラマ出演が多く映画では
無名の存在だったそうです。
今作をキッカケにブレイクしたのでしょう。

◇   ◇

こんなこというと
実も蓋もありませんが、
ドイツ映画と相性がイインだと思います。
大ハズレの作品を観た記憶がありません。

今作、良かったのは
ストーリーはもちろんのこと、
子役の女の子の抜群の演技力と音楽。

会話の間
キメ細やかで
感情表現豊かな表情

この2点、特筆に価します。
現場でも、いい子だったと、
特典映像で監督も褒めていました(笑顔)

料理がキーになるだけに、
料理も彩り鮮やかで実においしそう。

フランス料理店のシェフという設定だけに、
『ジュリー&ジュリア』を思い出しちゃいました。
それに、負けないほど、美味しそうな料理が並びます。

☆彡     ☆彡

作品全体が
まぶしいほど明るいだけに、
できることなら快晴の日に鑑賞したいですね。

いつも以上に陽射しをまぶしく感じること間違いなし!

空腹で観ると
たまらなくなると思います。
なるべく食後にご鑑賞下さいませ(笑顔)

septaka