春の日は過ぎゆくのレビュー・感想・評価
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録音した雨の音でのアリバイ作りも微笑ましかった(上司の目から見た...
録音した雨の音でのアリバイ作りも微笑ましかった(上司の目から見たら頭にきますが・・・)。また、全編通して、自然の音を大事にして心地よい効果を出しています。
重要な設定だと予想していた痴呆気味の祖母の世話をするシーンが、結局のところほとんど意味をなしていない。ラスト近くに「バスと女は去ったら追うもんじゃないよ」と言って孫をなぐさめるだけだ。何を言いたい人物設定だったのだろうか?
結局、ウンスの性格は勝気でわがままなだけであり、翻弄されるサンウを描いただけなのだろうか。サンウが「父が恋人に会いたい」と告げた辺りからウンスの心が揺らいでましたからね。離婚歴のある女性は、結婚に対しては慎重になるもんだよ、という教訓めいた映画なのかもしれない・・・
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