裸のマハ
劇場公開日:2002年5月3日
解説
19世紀を代表する宮廷画家・ゴヤの名画<裸のマハ>をめぐる、女たちの葛藤を描いたサスペンス・ドラマ。監督は、「おっぱいとお月様」のピガス・ルナ。撮影は、「死んでしまったら私のことなんか誰も話さない」のパコ・フェメニア。美術は、「ヴィゴ」のルイス・バレス。衣装デザインは、「シラノ・ド・ベルジュラック」のフランカ・スクァルシアピノ。出演は、「雲の上で散歩」のアイタナ・サンチェス=ギヨン、「バニラ・スカイ」のペネロペ・クルス、「星降る夜のリストランテ」のステファニア・サンドレッリほか。
1999年製作/95分/スペイン・フランス合作
原題または英題:Volav_runt
配給:シネマパリジャン
劇場公開日:2002年5月3日
あらすじ
1802年、スペイン。王妃マリア・ルイーサ(ステファニア・サンドレッリ)が絶大な権力を握っていたスペイン宮廷。王妃と対立するカイエターナ・アルバ公爵夫人(アイタナ・サンチェス・ギヨン)は、社交界の華として権勢を誇っていた。ある日、カイエターナの屋敷で宴が開かれ、翌日、彼女は急死を遂げる。寝室に駆けつけた宮廷画家フランシスコ・ゴヤ(ホルへ・ペルゴリア)は、彼女の水差しグラスに、猛毒が含んでいると言われる“ヴェネローゼ緑”の絵具が沈殿しているのを発見。彼女は、宰相マヌエル・デ・ゴドイ(ジョルディ・モリャ)の愛人で、ゴヤとも親密な関係を結んでいた。そのことにより、王妃の他にも、ゴドイが寵愛する愛人のペピータ(ペネロペ・クルス)、ゴドイの正妻・チンチョン伯爵夫人(マリア・アロンソ)らの愛憎が複雑に絡みあっていたのだった。その頃、ゴヤはゴドイの命令で、ペピータをモデルに世紀の名画<裸のマハ>を描く。しかし、完成した作品の顔はカイエターナであった。失意の底に沈んだペピータは、猛毒を含んだ絵具をカイエターナのグラスに注ぐが、ためらって水差しグラスに注ぎかえた。一方、ゴヤはカイエターナの宝石類をゴドイが引き取っているのを目にする。彼を咎めた時、チンチョン伯爵夫人の口から王妃が毒を盛っていたという話を聞く……。カイエターナの宝石を身につけた王妃とゴドイが、ベッドの上で笑いあうのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ビガス・ルナ
- 脚本
- ビガス・ルナ
- キュカ・カナルス
- 脚色
- ジャン=ルイ・ベノワ
- 原作
- アントニオ・ラレータ
- 製作総指揮
- マテ・カンテロ
- 製作
- マテ・カンテロ
- ステファーヌ・ソルラ
- 共同製作
- イブ・マルミオン
- サラ・ハリウア
- 撮影
- パコ・フェメニア
- 美術
- ルイス・ヴァレス
- 音楽
- アルベルト・ガルシア・デメストレス
- 音響効果
- ジル・オルティオン
- アルベルト・マネラ
- リシャール・カサルス
- 編集
- ケヌー・ペルティエ
- 衣装デザイン
- フランカ・スカルシャピノ
- メイクアップ
- ロールデス・ブリオネス
- パイエット
- ヘアメイク
- マノロ・カレーテロ
- アニー・マランディン
- キャスティング
- コンソル・トゥラ
- 特殊効果
- レイエス・アバデス
- 字幕
- 清水馨
-

カイエターナ
-

アルバ公爵夫人アイタナ・サンチェス=ギヨン
-

ペピータ・トゥドーペネロペ・クルス
-

マヌエル・デ・ゴドイジョルディ・モリャ
-

フランシスコ・デ・ゴヤホルヘ・ベルゴリア
-

王妃マリア・ルイーサステファニア・サンドレッリ
-

国王カルロス四世カルロス・ラ・ローサ
-

皇太子フェルナンド七世ゾエ・ベリアトゥア
-

ピニャテリジャン・マリー・ホアン
-

グロニャールオリヴィエ・アシャール
-

カタリナ・バラハスエンパル・フェレール
-

コルネル将軍エンリケ・ヴィリレン
-

チンチョン伯爵夫人マリア・アロンソ
-

ロメロカルロス・バルデム
-

イシドロ・マイケスアルベルト・デメストレス
-

枢機卿フェルミ・レイクサッチ
-

オスナ公爵夫人アヤンタ・バリッリ
-

オスナ公爵エンリケ・レイエス
-

アロ公爵アルヴァロ・ロボ
-

マヌエリータヴィルジニア・チャヴァッリ
-

裁判長チェマ・マーゾ
355
フェラーリ
パラレル・マザーズ
バニラ・スカイ
誰もがそれを知っている。
コンペティション
ボルベール<帰郷>
ブロウ
ハモンハモン
ある愛へと続く旅



