ダブルタップのレビュー・感想・評価
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香港はIPSC競技が盛んです。
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IPSCとはInternational Practical Shooting Confederationの略で1976年に発足した競技で世界最大の射撃競技で最古のスポーツ射撃競技でありスピード性と正確性が求められる競技でスキルが高くないと高得点は狙えない。
主役のレスリーとアレックスは香港でもトップシューターである設定の為に撮影前にはIPSC競技のレクチャーを受けており役作りを行っているがストーリーが進むにつれて段々銃器の扱い方が雑になっていくのがちょっといただけなかった。
タイトルにあるダブルタップとは一カ所の標的に2発弾を撃ち込む射撃法で軍隊や警察の特殊部隊でも相手を確実に仕留める為に行われている。
作品中でレスリー扮するリックが競技中に銃を乱射した人を射殺してしまい徐々に精神が病んでいき最後は自分自身が殺人マシンとなる姿が描かれているがこの頃からレスリーの顔付きが段々と本当に病んでいる様に見らる。
この後に彼は自殺してしまうがもしかしてこの頃からその兆候が出ていたのかと思うと何だか考えさせられる。
因みに続編のトリプルタップではアレックス・フォン演じるミウ刑事が再登場するが続編では彼も人を射殺したトラウマで苦しんでいる設定となっており職務とはいえ人の命を奪う事の苦悩やPTSDに苦しめられている人は多いのが銃社会の足枷だろう。
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