「ぺらっぺらの内容」ワイルド・スピード REXさんの映画レビュー(感想・評価)
ぺらっぺらの内容
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長寿シリーズなので気になっていたので今更ですが鑑賞。なんだこんなものかと。
アメリカで半グレよりもたちの悪いストリートギャングが跋扈しているのはありとして、トラック運搬業者がみずから武装して、それを強盗集団とカーチェイス。西部劇じゃないんだから。どこの無法地帯?少しは警察も動くでしょう。
結局はドミニクが強盗集団だったことにがっかり。
黒幕は他にいて、ブライアンと共闘して星をあげる、という王道のほうがすっきりする。
心の傷を埋めるためにカーレースに没頭するのはロマンとして、強盗もやるのは中途半端な印象。悪はぶっちぎりの悪の方が魅力的。恋人をおいてメキシコにとんずらしたようなラストにも、もやもやとした気持ちが残りました。
ヴィン・ディーゼルは【ピッチ・ブラック】など良質なバイオレンスSFで注目されたのに、これに出演してB級なイメージになってしまった。少なくとも私の中では。 ミシェル・ロドリゲスは相変わらず男勝りで魅力的。本人がバイセクシャルなので姉御オーラがより強まるのでしょうか、同性からみてもかっこいい。
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