ラッキー・ナンバーのレビュー・感想・評価
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「真面目に生きよう」と伝えたかったのかな
おやじギャグ満載の滑り出しは結構良かったです。会話の切り返し方が高田純次ぽいノリでしたが私は好きです。ちなみに吹替えで鑑賞。
まず、金を何とかしなきゃいけなくなり悩んでた時に友人が「いい人ぶるのも楽しいだろうが、非常時なんだから仕方ないって!」というアドバイスは良かった。誰でも表と裏の顔があったりしますからね。悪友もいいもんだな羨ましく思えました。
悩んでる時も、ケンカしてる時も、そして宝くじをごまかして当てる作戦を練ってる時も...どんな時も徹底してギャグがありますから、面白い部分とつまらない部分が入り混じりますね。よく「笑いあり涙あり」という展開がコメディには多いですが、この映画はそうではありません。ただただ気楽に観ましょう!
「体調大丈夫?送ってこうか?」「もう平気よ有難う」「そう良かった。いや、やっぱり送ってこうか?」
仮病するシーンは現実にありそうですね。美人にはご用心(苦笑) 可愛い顔して何企んでる?定番だけどね。
せっかくトリックに気付いたのに、男ってそんなに色気に弱いのでしょうか。逆はあんまりないので、作ってほしいなと思ったりした。
ジム・キャリーも出てますが、何だかやる気のない警官で一番つまらなかったのが残念。犯行現場に突っ込もうとする黒人部下を「まだやめとけ!お前カウボーイモード入ってるだろ!?」てのは面白かったかな。
徹底してギャグがあるので、面白い場面は必ずあると思います。
自分が気付いた限りではキッス、デフ・レパード、クイーンが流れていたのでハードロック系が好きな人は何とか最後まで観れるでしょう。
全体的にはネットの評価通り。オススメとまではいきませんね。ナンバーズくじの役に立つ知識はもちろんありませんが、それより話しが進むにつれギャグに無理矢理感が出てきます。シリアスな場面でもギャグを入れるのには難しさを感じました。
最後は人脈がモノをいう展開。色々あっても真面目に生きてきた人は報われるのである。ジョン・トラボルタはそんな存在でした。
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