プルーフ・オブ・ライフのレビュー・感想・評価
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イエッサー!
ネゴシエーター×ラッセルクロウ、かなり期待して鑑賞させて頂きました。結果、サスペンス版「マディソン郡の橋」でしたね。当時に鑑賞すればまた違った感想なんだろうが、淡々とストーリーが進み何の捻りも無く終了って感じかな。交渉の描写も中途半端だしどんでん返しも無い、普通の物語で印象は薄い。しかし、やっぱりラッセルクロウの演技は流石で、メグも中々良かった。交渉中に惹かれ合う予感は、メグがヒロインの時点で読めたけどね笑
つーか、携帯ある時代なら衛星の力で居場所や人数丸分かりじゃない?特殊部隊一個師団で殲滅出来るじゃん。素人の集まりELT、雑魚過ぎて笑えた。もうちょっと組織的な戦いや戦略駆使してから交渉しようね笑
依頼人を愛してしまうという職務放棄
この手の映画において、どうしても考えてしまうのが、「職権濫用」とか「職務放棄」などの問題。依頼人の妻である、メグは、ラッセルにとっては職業上の関係であって、間違っても恋愛には発展しない。はずなのに、どうして?
スゴ腕の交渉人だか、調査員だか、とにかく腕っぷしが強くて、マッチョで頼りがいがあって、ストイックで。って、それに惚れてしまう依頼人が仮にいたとしても、それに手を付けていたら、重大な職務違反でしょう。
『ボディガード』のケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンの関係とか、一緒にいるうちにいつの間にか愛し合うようになって、みたいな設定は、主人公のプロ意識をただどぶに捨てる行為に他ならないからね。
それでも、逆のパターンはよくコメディの題材になるし、たいていは許されない関係を乗り越えてくっついちゃうよね。『ウエディングプランナー』とか。そこの違いは、コメディか、スリラーか。笑えるか、笑えないか。にあるのだろうか。
とにかく、メグ・ライアンがなんも考えてない、ただのスケベ主婦にしか見えなかった、残念な映画。
普通に良かった。
単純なアクション映画ではない、
交渉人というあまりない観点から描かれていて新鮮味もあったし、程よくアクションもあり、
また駐在員のトラブルもリアルで、総じて興味深かったです。
ラッセルクロウの表情描写も良い。
ラッセル・クロウ=37歳の美しく引き締まった姿の貴重な映画
2000年(アメリカ)監督:ティラー・ハツクフォード。
南アフリカで武装勢力に誘拐されて身代金を要求されるダム技術者を、
身代金交渉人で元軍人が助け出す、とのストーリーです。
誘拐されたピーター(デヴィッド・モース)の妻アリス(メグ・ライアン)と、交渉人テリー(ラッセル・クロウ)との忍ぶ愛を絡ませながら描いたスリラー映画。
ともかくラッセル・クロウの若さ頼もしさ美しさ炸裂してます。
22年後の57歳のクロウ。
「アオラレ」の太り過ぎで熊のようになるとは、誰が想像できたでしょう。
2000年の美しさのまま、太らずにナイスミドルになってきたのなら・・・・
世の中はままならぬもの・・ですね。
メグ・ライアンはやはり可愛くコケティシュです。
もうスクリーンに登場する機会もないメグの、やはり貴重な映画ですね。
人質交渉をやや丁寧に描き過ぎというか、もうちょっと手短かにして100分くらいでまとめて欲しいところですが、ラストの救出劇は迫力ありました。
ヘリコプターで脱出する危機一髪感も中々です。
(結局、身代金は払ったのでしょうかね?気になります)
南米でゲリラに夫を誘拐され、夫を救出するために交渉するテリー。交渉...
南米でゲリラに夫を誘拐され、夫を救出するために交渉するテリー。交渉していく中、お互いに特別な感情を抱くようになる。
冷静沈着、そしてアクション。ラッセル・クロウがカッコいい映画でした。
ラストの夫が察する表情は複雑。
そんな大人な感情の静かな終わり方も良かったのではと思う。
DVD200円ゲットシリーズ。まだあったメグ・ライアン作品。 人妻...
DVD200円ゲットシリーズ。まだあったメグ・ライアン作品。
人妻に目が眩み、誘拐されているその旦那を何の見返りもなく、命がけで救出するという有り得ないお話。
こんな映画に出演するからメグ・ライアンはいけない道へ走ってしまった。「プリティ・ウーマン」とか「ゴースト」とか「羊たちの沈黙」を次々と蹴った見る目のない女優(笑)
ここから彼女の迷走が始まったようだ。そして整形でジ・エンド。残念すぎる。
誘拐というビジネス
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 70
演出: 75
ビジュアル: 65
音楽: 60
日本では想像しがたいが、身代金目的の誘拐というのは国によってはただの犯罪ではなくて立派な産業である。彼らは人を誘拐して身代金を脅し取っては、さらに次の誘拐をしていく。近年のソマリア沖やマラッカ海峡の海賊も、その産業に従事する人々の一部。それだから誘拐保険や誘拐の交渉の専門家というのが現実に存在する。
そのような業界についての映画というのは面白い。しかしそれだけに交渉の技術とかこの仕事の裏側とかをもう少し見せてくれればなと思う。犯人がいかに家族を怖がらせて身代金を取ろうとするか、それに対してどう対応していくのか、そのときの家族のストレスや心情はどうなのか。そういうことを見せ場の中心にすえてもっと詳しくしてくれれば、より緊迫感のある映画になったかと感じる。その意味で「身代金」よりは劣る。
映画は不倫か誘拐事件産業かということになるのだが、それでも不倫に走ってあっさり2人の体を重ねる場面が登場するような安っぽい映画にならなかっただけまだいい。一応彼は職業的交渉人として逸脱しなかった。
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