劇場公開日 2024年4月5日

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フォロウィングのレビュー・感想・評価

全84件中、81~84件目を表示

4.5全編

2014年10月14日
iPhoneアプリから投稿

知的

モノクロ。しかしそれを感じさせない面白い展開。時間もバラバラになっているが髪型や傷跡などで理解しやすくなっている。今や大作映画を手がけている監督の原点。メメントの次に好きな作品。

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がい

4.0ヒッチコック映画のような作品

2014年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

まるでヒッチコック映画を観ているような感覚になりました。見どころはバラバラになっている時系列ですね。最初はついていくのに精一杯だったのですが、話が進むにつれてパズルのピースが徐々に揃っていき、ノーランらしいラストには脱帽です。複雑さがより話にメリハリをつけています。とてもクールな作品でした。

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ハットコック

4.5犯罪の美学

2012年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

時系列や伏線の使い方にばかり目が行きそうになるけれど、魅力はそこだけじゃない。

人間の描き方がとてもうまいなと、本当にそう思う。

自分に自信のない人間は、自分なりの価値観や哲学を強く持っている人間の言葉を信じてしまいたくなる。それが、たとえ泥棒の言葉だとしても。

クールな口調で物事を瞬時に判断し、自分の決めたルールや美学は崩さず、そしてときに感情的になる人間らしさもある。憧れるでしょう、普通。

そしてそれは犯罪という非社会的な行為から生まれる言葉だからこそ、妙な説得力がある。

言葉は強い。

そして、怖い。

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ナカヤマ

3.5知性派監督の挑戦状。

2011年11月21日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

数年ぶりに鑑賞。

「インセプション」までを観て思ったのですが
ノーラン作品は“どうだ、ついて来れるかい?”という
ある種の自信やナルシズムを感じます。
ただ、それが鼻についたり観客を置き去りにするのではなく、
そのさじ加減が絶妙であるがゆえに
私たちの想像力を刺激して
“次の作品を一日でも早く見たい”、
そんな風に思わせるのではないでしょうか。

今作はタランティーノにより
“すでに使い古されたかのような時間軸をずらす手法”を
とっています。

それが観客を混乱させます。
白黒映像で、しかも似たような場面が続くため
状況が分かりづらく物語についていくのに必死です。
フィルムノワールを撮りたかっただけではない、そう私は感じました。
集中力が途切れれば興味を失う観客も出てくるのに
ノーラン監督はあえて挑戦しています。
まるで“ついてこれる奴だけ付いてこい”と言っているかのように。

そしてラスト。ご褒美が待ってます。

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sigeru1238