劇場公開日 2024年4月5日

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フォロウィングのレビュー・感想・評価

全93件中、1~20件目を表示

3.0練られまくった構成をじっくり味わう作品

2024年7月24日
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鑑賞方法:VOD

「どこまで観客はついてこれるのか」「どこまで破綻なく伝えられるか」そんな実験してる気がしてならなかった。 実際、物語が破綻しないギリギリの設定だと思う。主要な人物は3人で、これ以上登場人物が増えると関係性が複雑になって観客はギブアップするかもしれない(私だったら早々にリタイアしそう)。さらに場所も限定的で基本は会話劇。余計な装飾が無い分、プロットの複雑さになんとかついていけた。 まずそのバランス感覚ってすごい。 ただ余計な部分が無いから、監督の頭の中をそのまま映像化したような、やや無味乾燥な感じではある。映像作品として楽しむというより、練られまくった構成をじっくり噛みしめて味わう作品だなと思う。 ここから始まったんだなという感慨と、ここまで複雑なプロットをよく成り立たせたなという驚きが今、胸の中をぐるぐるしてる。

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消々

3.5パズルのピースのように散らばった時間と、それが揃ったときの面白さ。

2024年3月10日
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鑑賞方法:DVD/BD
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すっかん

3.5デビュー作にすでに重要なエッセンスが

2024年4月30日
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鑑賞方法:映画館

クリストファー・ノーラン監督の最初の長編映画だが、同監督作品の主要なエッセンスである「時間」についての鋭い構成力がすでに見られる。時間経過がリニアに進行していない構成の作品なのだが、それがスリラー映画としての完成度を高めている。こういう構成は人物の感情が繋がっていかないので、見るのが難しいと感じる人がいると思う。実際、難しいけど、「メメント」ほど難解でもない。 とあるスランプの脚本家が、ネタ探しにある男を尾行する。その男は泥棒を生業にしていた。二人はある家に侵入するが、色々あって事件に巻き込まれていく。しかし、その裏には男のたくらみがある。 時間軸がシャッフルされている構成は、どこか人の記憶のようでもある。人は出来事を理路整然と時系列通りに覚えているわけではない。エピソードは断片の集積として脳内に保存されている。そういう人の記憶の迷路に迷い込むような、そんな感覚を味わう作品なんだろうと思う。

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杉本穂高

3.5感想メモ

2024年10月5日
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ヒラめ

4.0サスペンス

2024年9月6日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

どういうことか、わからないまま最後まで言って、サスペンスな終わり方をするのを、短時間で描いていて凄いなと感じました。

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zp

4.5何よりも感銘を受けたのは

2024年9月3日
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鑑賞方法:VOD

クリストファー・ノーランがデビュー作にして時間軸を最大限活用した複雑なシナリオを巧妙に作り上げているところ。

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BEERBEAR

揺るがない人

2024年8月29日
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鑑賞方法:映画館

 多くのファンを有しながら賞には恵まれず、『オッペンハイマー』で遂にアカデミー賞独占を成し遂げたクリストファー・ノーランの監督デビュー作がリバイバル上映です。自身の小説の材料にしようと、様々な人の後をつけている内に思わぬ犯罪に巻き込まれて行くクライム・スリラー。  撮影も自身が担当しているだけあって、監督第一作目とは思えぬほどシャープな映像と作り込んだ物語でした。モノクロ・スタンダードサイズという拘りも監督ならではです。でも、この時から既にノーラン独自の「時制グチャグチャ・シャッフル・ストーリー」の基本姿勢は確立していました。製作費は『オッペンハイマー』の1/100 以下でしょうが、各ショットにノーラン印が刻印されています。「揺るがない人なんだなぁ」とその事に心揺さぶられました。

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La Strada

4.5天才の第一歩

2024年8月12日
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長編デビュー作でこの貫禄。無名の俳優ばかりだろうに風格を感じるのは、監督?脚本?の力なのか。Amazonプライムで見ていて一つ残念だったのは途中で、あれ?3人いる?って思って最初から見直してしまったこと。時系列の入れ替えくらいクリストファー・ノーランはやってくるよー、何で待てなかったんだよ私ー。その後のノーランと比べたらとても素直な分かりやすいストーリーでしたが、微妙にユージュアル・サスペクツ感を感じてしまったのは私だけでしょうか。こっちが先ならスゴイ!と思ったけど、さすがにあちらの方が先っぽいですね。

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三毛猫泣太郎

4.0白黒映画でも食わず嫌いせずに見てみた

2024年8月8日
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難しい

あのクリストファーノーランのデビュー作。そう言われなければ絶対に見ない映画。 なにしろ白黒映画なんだ。 吹き替えもない。 時間が短いというのが唯一の救いで、本当に面白いのか不安でいっぱいの中で視聴した。 ノーラン作品をいくつか見てると、その原点である要素を感じ取れる。 時系列がバラバラなのはまさに顕著で、メメントを思い出す。 白黒な所も尚のこと。 ながら見だと絶対ついていけないので、ある程度集中できる時間にみた方がいい。 登場人物は5人ぐらいしかいないものの、なんと言っても白黒だし、時系列が普通じゃないから混乱してもおかしくない。 それでも、終盤に仕掛けられたサプライズに、これぞノーランだとうならされること必至。 ノーランが好きなら見よう。 そうでもないなら覚悟して見よう。

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りんちゃん

4.0クリストファー・ノーランのデビュー作。面白かった。

2024年7月27日
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クリストファー・ノーランのデビュー作。低予算で作られたので出演しているのは役者ではなく素人ばかり。その為平日は仕事があって人が集まらず撮影出来なかったとか。かくして撮られた映画だが出色の出来。ノーランは最初からノーランだったことが分かる。 バラバラに切って並べかえチラリチラリと見せて観客に推理させるやり口は既に最初から出来上がっていた。というかこれしかないのか?と文句の一つも言いたくなる程毎度のこと。といって好きなのでいつも観るのですが…。笑 ネタ探しの為に気になった人を尾行する行為を繰り返していた作家志望の男。今日も偶然見かけた男をつけていたが相手に見つかってしまう。 その男は空き巣が趣味で一緒にしないか?と誘う。 面白そうなのでその話に乗る作家志望の男。ある家に侵入。段々厄介な事に巻き込まれて…。 70分と短いこともあって途中で先が読めてしまった。でも上手く出来てて面白かったです。

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snowwhite

4.0タイトルなし

2024年7月19日
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興奮

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ソルトン

3.0驚いたがただそれだけ。気分は良くない。

2024年6月27日
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あっと驚くがカッコつけた感じが好きではない。 ちょうど私がいた頃のイギリスに作られた映画。

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lanachama

2.5ノーラン版ユージュアルサスペクツ

2024年6月25日
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鑑賞方法:VOD

まさにそんな感じ モノクロなのが雰囲気いいね ただ、時系列バラバラにしたのが必ずしも面白さにつながってないような気もするなー モノクロだからか、ちょいわかりにくかったけど、普通の時系列にした方がラストの展開がより引き立つような気がした ノーランもこれがデビュー作というのはすごいね 短くまとまっているのもすごい この作品があったからこそメメントがあそこまで完成度高くなったのかなと思いました

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まあ映画好

4.0混乱

2024年6月13日
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プライム対象作品になっていたので鑑賞。 デビュー作の時点で、時間軸を交差させる今の手法を使ってたんやなあ。 70分という短い作品ではあるけど、中身は濃厚。混乱したなあ。サクッとみられる作品ではないけれど、時間が短いのでクリノラファンはみて損はない!

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める

4.0オシャレな映画になりました

2024年6月12日
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鑑賞方法:VOD

クリストファー・ノーラン監督の長編デビュー作。 1998年の作品で70分と短いですが これはまた面白い。 全編モノクロで雰囲気のある映像で セリフも極力少なくオシャレです。 ノーランらしく時系列もちょっと前後することで 複雑なように見せて実はそうでもない。 最後まで話の結末が分からない脚本もいい。

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tom

3.5デビュー作とは思えない

2024年6月11日
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鑑賞方法:VOD

とても面白かった。 時間軸が3つあって、 どう繋がって行くのか最後まで目が離せなかった。 クリストファーノーランは理系の監督だと思っていて、 全て計算されていて、時間や数字をイジるというのを デビュー作からやってたのは驚き。 お金は掛かってないだろうにチープさを感じさせない。 時間軸をイジって謎をさらに深くして行く手法だけど イジってなくても面白い脚本も魅力だと思う。 メメントよりは分かりやすく、それでいてメメントっぽさもあって、ファンとして観れて嬉しかった。

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奥嶋ひろまさ

4.5罠に嵌った男

2024年6月10日
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琥珀糖

3.5途中まで面白いけど、結末が。。。

2024年6月10日
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空き巣のコッブの哲学めいた私見が面白く、被害者と出くわすようなピンチでさえ、冷静に分析していて、デザートまで食べようとする余裕っぷりにかなり惹かれた。 時系列をバラバラにして謎を作りつつ、主人公を通してコッブのカッコ良さを魅せるような作りだと思った。 かなり面白いけど、ラストに向けてのコッブの仕掛けがちょっと出来すぎていて、いわゆる無理ゲーに思えて冷めてしまった。 ギリギリ可能と思われる一線を超えてしまうと、なんでもありの世界観に思えて熱が冷める。 なんか惜しい映画。デビュー作だから当たり前か。

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ジュンヤ

3.0実に巧なつくりあがりのクリストファー・ノーランの初長編作品

2024年6月9日
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ひでちゃぴん

3.0自業自得

2024年6月8日
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怖い

主人公は作家希望で、他人を尾行するのが趣味みたいなもの。 ある日、尾行していた男に見破られてしまうが、この男、ちょっと変わった空き巣だった。 空き巣のテクニックを教えてもらうが・・・。 ノーラン監督のデビュー作らしく一転、二転する話運びは面白い。

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いやよセブン