「ミイラ取りがミイラに」トレーニング デイ movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
ミイラ取りがミイラに
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麻薬捜査だから、ミイラ取りがミイラ寸前まで行かないといけないのはわかる。チンピラより、悪の根源を捕らえたいのもわかる。とはいえデンゼルワシントンは行き過ぎかなとも思えたが、、結局、かなり大きな組織にデンゼルワシントンが蜂の巣にされた時、悪の大小より目の前の悪と対峙していくイーサンホークの正義も本当に効果的だったのかを考えさせられた。とても深かった。
ただ、デンゼルワシントンは正義と思っていても、街の住民は彼を認めていなかったし、警察という権力や肩書きに物を言わせてひれ伏す人々ではなかった。諦めずに身を呈して自分の思う正義を通したイーサンホークも良かった。
善と悪は紙一重というロールパンナちゃんのような世界。
現代見てしまうと、デンゼルワシントンの行いもまぁこんなもんなのかなと思えるが、2001年当時は、警察の汚職だなんだがまだ世間に浸透していなくて、イーサンホーク寄りで観る人が圧倒的に多かったのかな?と思った。
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