時の支配者

劇場公開日:2025年6月20日

解説・あらすじ

アニメーション作品として初めてカンヌ国際映画祭の審査員特別賞を受賞した「ファンタスティック・プラネット」で知られるルネ・ラルーが、バンド・デシネの巨匠メビウスとタッグを組んで描いた宇宙冒険ファンタジー。

砂漠の惑星ペルディド星で、巨大なスズメバチに襲われて父を亡くした地球人の少年ピエールは、天涯孤独の旅を続けていた。父から託された最新式のトランシーバー・マイクで、父の友人ジャファールたちに助けを求めるが、ジャファールたちは恐るべき惑星に囚われの身となってしまう。そして全宇宙の支配をもくろむ「時の支配者」の存在が明らかになり……。

「ファンタスティック・プラネット」と同じくステファン・ウルの小説「ペルディド星の孤児」を原作に、メビウスがキャラクターデザインやストーリーボードの作成等を手がけ、ハンガリーのスタジオで7万枚の動画と3年の歳月をかけて完成させた。

1982年製作/78分/フランス・ハンガリー合作
原題または英題:Les maitres du temps
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2025年6月20日

その他の公開日:1983年9月22日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

オフィシャルサイト

スタッフ・声優・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7

(C)1982 CITE FILMS - TF1 Film Productions

映画レビュー

2.5テクノ×独自固有なデザイン

2025年8月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

オープニングからテクノな音楽にのせてシュールなデザインのキャクターが
面白い動きで活動するところにインパクトを受けた。

半分くらい意識を失っていたけれど、
ラスト近くでピエールが何者なのかがわかったとき、『2001年宇宙の旅』っぽいなと思い感心した。

本作を劇場で観れる環境をつくってもらえていることに感謝。
しかも宮崎で観れるなんて、幸せに思う。

コメントする 1件)
共感した! 3件)
ひでちゃぴん

2.0なんやわからん

2025年7月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

関連する作品も見ずに初めてだからかもしれないが、なんやわからん。
展開も荒ないか。
無理ありすぎに思ってしまったが、当時の受賞作品なので、自分の見る目がないでしょう。
さまざまなところのほとんどが謎。
終わりの曲が耳について離れない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
nyaowan

2.0ぶんぶんぶん

2025年7月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

大昔にローラン・トポールがらみで「ファンタスティック・プラネット」は見ているし、本作も見たようなのだが、ほとんど覚えていなかった。と言うか、この監督は生涯に長編アニメは3本しか撮っていないとのこと。
とある紹介文ではタイム・パラドックスSFとしてあったので、時間SF好きとしてはどれどれと再見してみることにしたのだが、それらしき部分はラスト近くにちらと出てくるだけで、おおむね宇宙SFだ。「スター・ウォーズ」より後年の制作なので、宇宙船のデザインなどに影響を受けているように思う。
凶悪なスズメバチよりも、全体主義の惑星の方がよっぽど怖かった。
1982年制作のアニメということで、今となってはピクサーなどを見慣れた眼からすると、作画はいかにもチープだし、動きもぎくしゃくしている。さらに遡ること20年前の「わんぱく王子の大蛇退治」の方が上出来だ。

p.s.バンド・デシネを映画化するなら、是非「ブラックサッド」を。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
梨剥く侍

3.5ゴキゲンな

2025年7月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ドキドキ

オープニング。絵はハンナバーベラ風だがフォントとか洒落てる。オチも哲学的だし、ウァンウァンの最期とかビックリ、超人ペンタゴンの下りも壮観。
残念なのはジャファーが緊張感無く戯れたり、寄り道が長かったりする所と、真打ち登場!のスズメ蜂のデザインがいい加減な所。

コメントする 2件)
共感した! 2件)
トミー