「終焉を迎えつつある資本主義。 投資会社がブリシットジョブである事は揺るぎない事実」天使のくれた時間 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
終焉を迎えつつある資本主義。 投資会社がブリシットジョブである事は揺るぎない事実
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終焉を迎えつつある資本主義。
投資会社がブリシットジョブである事は揺るぎない事実で、ほぼ常識なのだが、この映画は2000年。まだ、アメリカの勢いは残っていた時期。
この一年後に、同時多発テロにより、アメリカは混迷を深めて行く事になる。勿論、同時多発テロだけが原因ではないが、経済後退のトリガーになっていることは否めない。
この映画はそれ以前に、アメリカの資本主義のあり方に苦言を呈している。それに共感できる。
主人公の空白の13年間は、この後取り戻せたのだろうか?一年後、パリを居住地にしている事を、この主人公の為に望む。ニューヨークマンハッタンで暮らしていれば、ワールド・トレードセンターに行く事もあったかもしれない。
13年の生活を奪われた上に、余命一年では、主人公が余りにも哀れだ。
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