スプリング 春へ

劇場公開日:

解説

戦時下における少年と老人の交流を描くドラマ。監督・脚本・編集は「トゥルー・ストーリー」のアボルファズル・ジャリリで、彼の長編第2作。出演は次のジャリリ作品「かさぶた」にも主演するメヒディ・アサディほか。1986年ファジル国際映画祭審査員特別賞、新人賞受賞。

1985年製作/86分/イラン
原題または英題:Bahar
配給:ビダーズ・エンド
劇場公開日:2001年12月26日

ストーリー

イラン・イラク戦争の真っ只中。軍隊に占拠された街を逃げ出してきたハメド(メヒディ・アサディ)は、森番の老人シナ(ヘダヤトラ・ナヴィド)と共同生活を始める。ボスタンの街に残った両親が恋しいハメドだったが、次第に森の生活になじんでゆく。そんなある日、ハメドはヤクブという名の青年に出会う。ボスタンにいたことがあるというヤクブの話を聞き郷愁の念を募らせていくハメドは、ヤクブと共にボスタンへ向かうと言うが、シナが肩を落とすのを見て断念。ヤクブを見送った帰り道、ハメドは嵐のために道に迷い川へ落ちて、高熱を出して寝込んでしまう。必死に看病するシナ。そんな時、地下室からラジオを出して聞いてみると、ボスタンがイラク軍から解放されたとのニュースが伝えられていた。シナは急いでハメドに聞かせ、二人は抱き合って喜ぶのだった。

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