劇場公開日 2001年8月25日

「【韓国版、ウンディーネ。グロテスクさと、幽玄な美を併せ持った哀しくも不思議な風合の作品。】」魚と寝る女 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【韓国版、ウンディーネ。グロテスクさと、幽玄な美を併せ持った哀しくも不思議な風合の作品。】

2022年1月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

ー 釣り堀の管理人・ヒジンは、一言も口をきかない、釣り客に体を売って暮らす孤独な女。
  ある日、訳ありのヒョンシクという男が浮気をした恋人を殺した末、死に場所を求めて釣り堀に現れた・・。

 ・互いに似た何かを感じたヒジンとヒョンシクの間には、微妙な感情が芽生える、身体を交わすが…。

 ・ヒジンは、ヒョンシクに近寄る女を手に掛けて行き・・。

<ヒジンとヒョンシクの釣り針の使い方が、とても痛そうで・・。
 あれは、二人の心の痛みであろうと推測する。
 画は、幽玄で美しく、ラストシーンも印象的な作品である。>

NOBU