「本当に傑作！」牛泥棒　たいちぃさんの映画レビュー（感想・評価）

これは素晴らしい！
ウィリアム・A・ウェルマン監督作だから観てみたら、なんたる人間ドラマの傑作！

1885年ネバダ州…という表記に続いて、ある酒場に二人の男（うち1人はヘンリー・フォンダ）がやって来て喧嘩をする。
そんな時、町の誰もが知っている牧場主が射殺されたという話が伝わって、犯人を捕まえて私刑にしようと自警団を組んで追跡する。そして、犯人らしき３人を発見するが……という流れ。

この映画、NHK-BSP放映された際、「ウィリアム・A・ウェルマン監督作だから…」と録画しておいたのを観たのだが、慄然とする人間ドラマであり、「正義とは？」を問う映画であった。

ダナ・アンドリュースの顔、そして「真実を確かめもせずに、なにが正義だ！」というセリフが印象的。

録画してから「死ぬまでに観たい映画1001本」に選出されていたことを知ったが、確かに、この映画を観ないまま死なないで良かった（笑）
本当に傑作！