「サド侯爵の闇」クイルズ jarinkochieさんの映画レビュー(感想・評価)
サド侯爵の闇
ナポレオンによって、精神病院に投獄された サド侯爵のその後の物語
侯爵は その内容とともに「悪徳の栄え」ることを、繰り返し提唱していたので 怒りを買ったのだろう
(その前は 数々の暴行事件で、収監された)
当時の病院の劣悪な環境は よく判る
サディスティックな拷問(治療)を 受けるサド侯爵(笑)
ただ、彼の物語によって欲望を暴走させる者もいる事実…
醜悪さも含めて、彼の「物語」は 我々の思想に一石を投じたことは確かだ
製作者側は「表現の自由」に触れたいのだろうし、俳優陣が 全身を晒して頑張っているが、いまいち 入り込めないのは、何故だろう
我々が計り知れない程、マルキ・ド・サドの闇が、深いからかも…
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