劇場公開日 2001年10月20日

「あまりにベタなストーリーにがっくり。猫の脅威のない世界がいいものかにゃ~。」キャッツ&ドッグス 流山の小地蔵さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0あまりにベタなストーリーにがっくり。猫の脅威のない世界がいいものかにゃ~。

2010年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 犬と猫の実写で擬人化された映像がコミカルで、続編の予告編に惹かれて、一作目をDVDレンタルしたのですが、あまりにベタなストーリーにがっくり。猫の脅威のない世界がいいものかにゃ~。猫派の愛猫家の反発を受けそうなラストです。
 かなりのところでCGを使って表情を出しているものの、要所ではワンちゃんたちは演技していました。ワンちゃんたちの表情は生き生きとして可愛いので、犬好きな人なら許せるのかも。それに比べて、猫の方は、「忍者ネコ」なんかも登場したりで、かなりCG加工されすぎで、可愛くなかったですね。
 続編を映画館で見なくて正解だったかも知れません。気軽に見られる作品なのでDVDでカウチポテトしながら、ながら見を決め込むのにはちょうどいい作品でしょう。
 DVDでは、日本語吹き替え版が二種類あり、通常の声優の吹き替え版の他に、腹話術師のいっこく堂がひとり三役に挑戦したいっこく堂バージョンがあります。聞き比べてみるのも楽しいと思いますよ。なお、三役をやってみての感想などいっこく堂へのインタピュー特典映像も収められています。

流山の小地蔵