オテサーネク 妄想の子供のレビュー・感想・評価
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お爺ちゃんムラムラし過ぎww
ヤン・シュヴァンクマイエル レトロスペクティヴ2025@シアターイメージフォーラム:7作品中7作目💜
全作品完走出来たことに感謝感謝💜
面白かったー。
ジャケ写から受けた印象とはだいぶ違う展開だったけど、それはそれで全然良き☺斜に構え女子が段々と思想侵されてくのがまた良き。相変わらず食べ物の描き方はえげつない💀
奥さんイカれてるけど美人。旦那さん8頭身。
自然界・生物界の生き様を強烈に表現!
予測不能!先の展開を予想しても、なかなか思ったように進まない。だから、ドキドキしながら物語をたのしめます。
ホラーだけど、コメディ。
見る人の捉え方によって、悲劇性と喜劇性がくるくる切り替わります。
見ていて思ったエトセトラ
◯途中から私の子供が視聴に参戦し、
2人でやいのやいの言いながら楽しく見てました。
ちょうど、ツッコをミ入れたくなるようなシーンが満載なんですよねぇ ^_^
◯子役の演技、存在感が鋭く光る。
作風は全く違うけど「友だちのうちはどこ?」や
「ALWAYS 三丁目の夕日」のように子役が素晴らしいと、その作品は輝きを増す!
◯ヤンさんの超得意技ストップモーションアニメーションがいいところで炸裂!!
実写の間延びした?シーンとは打って変わって、
これでもか、これでもかと激しくあるものがうごめく!おののかす!
全体の中では時間的には短いが、
そのストップモーションアニメ部分だけでも
見る価値あると思いますよ。
◯ストップモーションアニメシーンは、
わしゃわしゃ活発に蠢いて
自然界・生物界の生き様を
強烈に表現しているかのよう。
宮崎駿さんのナウシカのオームや
もののけのように神聖で不気味なものを
ひしひしと感じました。
◯この作品を見たら、安心して
ヤンさん新作『蟲』を観に行けます。^_^
(いま電車で映画館へ向かってます💦)
待ってろよぉ〜蟲っ
シチューまずそう
Youtubeでヤン・シュヴァンクマイエル作品が無料公開されていたので鑑賞。
シチューがまずそうな映画ランキング(?)があったら多分1位になると思う。
2位はおそらくロード・オブ・ザ・リングの王の帰還のSEEのエオウィンのシチュー。
お父さんが見てる幻覚?で釘が大量に入ってるシチューがとても気持ち悪くて、この映画はダイエット中のお供に良いかもしれない。食欲失せるシーンが満載。
小児性愛者のおっさんが主人公の色仕掛け?にひっかかって食われたのはザマアだったな。他の人は気の毒だけど。
しかしキャベツ育ててた管理人のおばちゃんが最強なのか…
シュールレアリスムのモダン・アートである
全体主義国家の産児制限をもじって、飽食と性欲と金欲に満ち溢れた資本主義までもアイロニーしている。
魔弾の射手で締めくくる。
アニメーションと小津安二郎監督のカット割りを少しだけ利用したオフ・ビートなホラーを展開している。CGなんか一切使わずに2つの画像を繋げて、合成して行く。シュールレアリスムのモダン・アートである。資本主義経済までも飲み込んで、人間の贖罪自体を糾弾した傑作な作品として、評価したい。
そして、言うまでもなく、3月11日の悲劇を予感している。
木
食事シーンまずそう!
育児経験者からするといやそうはならんやろ!というシーンが盛りだくさんでしたが楽しめました
歯が生えてるのに10倍粥かい!
オテサーネクはコマ撮りアニメーションのおかげでNHKの教育番組のような(?)キャラクターみがあってややキモ可愛いと思えました
スープを注ぐシーンが多くどれもまずそうなのが印象的でした
アルジュビェトカが兄弟を欲しがっていたからオテサーネクを可愛がるのは分かるけど、何で食べられなかったんだろう?箱を開けた時は小腹レベルだったのかな‥なんだか腑に落ちません
強烈だわ
狂ってるなあ
あかんやろこれw好き
食欲と性欲がグチャグチャしててキモすぎる。
スープが全部体液に見える。
とても良い。
切り株はなんであんなにお腹すいてるのかわからんが、
子供が欲しいという夫婦の強欲の具現化だからか?
でもちゃんと食べる前に手が洗える良い子。
あんなに反対していた父親が、それでも自分の息子だと思っていたところが泣ける。
子供、欲しかったよね…
結局食べられたみんなは帰ってくるのかな。
絵本の内容はそんな感じみたいだし。
めでたしめでたしってやつだね?
理解に苦しむ…
日本語のサブタイトルの通り、最初に妄想の子供とつけなければ、見た人が怒り出すかもしれない。
少女が幼い頃から見ていた童話は、一般的には情操教育として子供の世界観を形成する上で役に立つものだが、その世界を中心に現実世界を見ることで、現実世界との混同が起き、この場合、少女の勝手な妄想癖をオドロオドロしく映像化している。
しかしながらこの妄想は少女だけに留まらなかった。
不妊症の女性がまたしても流産してしまうことから、夫も子供がほしいという強い願望が白昼夢を見させてしまうほどだ。
そんなとき購入した別荘の庭いじりで、切り倒した木の根を掘り起こすと、その姿が赤ちゃんに似ていたことで、彼はちょっとした彫刻を施し妻にプレゼントする。
妻はその人形を痛く気に入り、感情移入させるとまるで本当に赤ちゃんが生まれたかのように生活し始めた。
最初の頃は夫も喜んでいたが、妻の感情移入は異常さを増す。
やがてこの人形に命が吹いこまれたようになるが、それは少女が読んでいた童話の内容と酷似していることに少女は気づく。
問題は、夫婦間のゲームとも呼べるようなままごとと、少女の読んでいた童話「オテサーネク」が同一化され、それが現実化され、木の根が、飼っていた猫、郵便配達員などを次々捕食していくという設定だ。
簡単に言えば、童話こそが聖書並みの預言書で、それが現実化していく過程を、最初は妄想癖というスタンスで映像化しているが、実際にその出来事は起きているという設定になっていくのだ。
オチはなく、アパートの管理人のおばさんが、童話のように鍬を持って木の根を切り倒そうと地下へ行くシーンと、やめてと泣き叫ぶ少女の悲鳴で終わっている。
多少作品に寄せた見方をすれば、幼いときの純粋なモノの見方を、大人が力づくで矯正しようとする昔からの人間社会を描いていたのかもしれないと感じた。
狂気
見事
ぶっ飛んだ映画
ずいぶん古そうな映画だった
2001年のチェコの映画だそうで。
なんか感じとしては1980年位の雰囲気だった。
オテサーネクがCGではなくストップモーションなのがそんなか雰囲気を醸し出しているだけではなくストーリーそのものもそんな感じだった。
チェコの民話を題材にそれになぞって物語を進めていくのだけど、元の民話については確かに興味深いのだが流石に現代劇にそのまま直してもちょっと笑っていいのか?怖がっていいのか?😅
監督の世界観がなんとも不快で、オテサーネクの食事だけでなく登場人物がやたらと食事をするシーンが多く、やたらと汚く不味そうに食べているシーンがあった。
個人的には何が面白いのかよくわからなかったが、チェコの映画というのもあまり見た記憶がないので生活感とかちょっと新鮮だったかな。
アパートの5階くらいまで螺旋階段で上がるとか、なかなか日本では見られないし。
チェコってあんなスムージー的な食事ばかりなのだろうか?まずそう。。。
ひえ〜〜とんでもないものを観てしまった
CGでは出せない気持ち悪さ
久しぶりに観たくなって再鑑賞。
面白いのは、オテサーネクが"生まれる"前後で映画のテンポが全く変わるところ。
生まれる前はとにかく母親のクレイジーぶりに父親ともども観客は引きまくりで、コイツが"出産"してしまったら一体どうなるんや!?とハラハラする。
"出産"後は一転して聖母マリアのような微笑を浮かべる母親。父親はとにかく隠蔽に奔走し、母親は飢えさせないために奔走するが、ここから楽しい大殺戮が始まる。
後半、母性とはなんぞや?子供とはなんぞや?ということを考えさせられてしまった。オテサーネクをあくまで庇おうとする母親。いっそこの手で殺そうとする父親。出産経験がないのに母性が備わっている隣人の少女。子供を性的対象としか見れないおじいさん。
奇想天外なストーリーなのに、思いの外難しいテーマについて考え込んでしまった。
とかなんとか言いつつも、とにかく動くオテサーネクのビジュアルが本当にすごい。CGではこの気持ち悪さは絶対出せないと思う。本当はキャベツおばさんとの壮絶な対決シーンも観せてほしかったのだが…
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