ヴィクトール 小さな恋人
劇場公開日:2001年7月28日
解説
現実社会の前に傷ついた人々を優しく繊細に描く感動作。監督・脚本は「クリスマスに雪はふるの?」のサンドリーヌ・ヴェッセ。出演は同作品のジェレミー・シェイほか。1999年ロッテルダム映画祭国際批評家賞を受賞。
1998年製作/88分/フランス
原題または英題:Victor... Pendant qu'il est trop tard.
配給:オンリー・ハーツ
劇場公開日:2001年7月28日
ストーリー
10歳の少年ヴィクトール(ジェレミー・シェイ)は、ある日、父(ローラン・フリュルー)と母(マリリン・デストール)の異常な性行為を見てショックの余り家を飛び出した。行き場をなくした彼は、移動遊園地で働く青年ミック(マチュー・ラネ)の計らいで娼婦トリシュ(リディア・アンドレイ)のアパルトマンで暮らすことに。彼女は、死んでしまった姉が、自殺未遂をしてから精神に異常をきたし、亡くなるまで多くの男たちから性の玩具として弄ばれたという、幼少期の深い心の傷を負ったままだったが、ヴィクトールとの共同生活で穏やかな感情を取り戻していく。そしてトリシュの誕生日。いったんは書き置きを残して出かけていく彼女だが、やがてヴィクトールとミックのもとへ戻り、3人は寄り添うのだった。
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スタッフ・キャスト
- 監督
- サンドリーヌ・ベイセ
- 脚本
- サンドリーヌ・ベイセ
- 原案
- デニス・ベロック
- 製作
- アンベール・バルザン
- 撮影
- エレーヌ・ルヴァール
- 美術
- トマス・ペックル
- 編集
- マチルド・グロスジャン
- 衣裳
- ナタリー・ラウール
- 字幕
- 古田由紀子
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