「ハリウッドの良心‼️」我等の生涯の最良の年　活動写真愛好家さんの映画レビュー（感想・評価）

三人の復員兵とその家族が主人公‼️戦争で両手を失い、恋人の愛を受け入れかねてる青年。愛人を作っていた妻に去られ、仕事も失った青年。元の勤め先の銀行に受け入れてもらえない銀行家‼️終戦直後の46年に公開された戦勝国アメリカの映画なのに、戦勝ムードは皆無‼️復員兵が社会や家庭で直面する様々な問題を真正面から描いて、あらためて戦争に勝者も敗者もないことを痛感させてくれるウィリアム・ワイラー監督の名作ですね‼️せっかく恋人が帰還したのに、彼が両腕を失ったことを知った婚約者の表情がホントに痛切、胸に沁みる‼️マーナ・ロイ、テレサ・ライト、バージニア・メイヨといった女優陣もチョー豪華だし、オスカーも大量にお持ち帰りしたし、ウィリアム・ワイラー監督の最高作ではないし、一番好きな作品でもないけど、最もウィリアム・ワイラー監督らしいなと思うのは今作ですね‼️