「「生涯で最良」とはそういうことか!」我等の生涯の最良の年 A.Camelotさんの映画レビュー(感想・評価)
「生涯で最良」とはそういうことか!
クリックして本文を読む
BSプレミアムの録画を1年ちょっと寝かせていましたが、ようやく鑑賞。
「生涯の最良」とは何?と思いながら見始めましたが、戦争から帰ってきた3人のことが明らかになるにつれ、それはどうでもよくなりました。たまたま帰郷するために乗った輸送機で出会った同郷の3人-年齢も境遇も異なる-が打ち解け合って友達になるところが、単純にいいものだなぁと思いました。その後もいろんな場面で会えば呼び合う仲でしたが、今の自分にはそういうことがないので、うらやましいような思いでした。
その対極にいるのが、フレッドの妻。華やかだが心が通っていない、見栄にまみれた上辺だけの世界にしか生きていない人物でした。フレッドの給料では「幸せになれない」と言うセリフが決定的でした。多分この考え方では一生幸せにはなれないでしょう。全く何も分かっていない、戦争も国のことも人の想いも何一つ。
そう思うと、「生涯で最良」とは、生涯を通して良い関係の続く人と出会えたことなのだということに思い至りました。
コメントする