悪い種子のレビュー・感想・評価
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出演者の紹介が・・・
「哀愁」のマーヴィン・ルロイ監督作品
子どもの頃に読んだ
少女漫画家
わたなべまさこさんの
「聖(セイント)ロザリンド」が甦ります。
この映画の
オマージュかも知れませんね。
無邪気な少女が、
欲しい物を手にする為
殺人を犯してしまうという・・・
残酷で恐ろしいテーマ。
我が娘の行動に
気が付いた母親クリスティーンが
調査をしてゆくと
自分の生みの母親が
連続殺人犯だった事がわかり
その「悪い種子」の遺伝子が
隔世遺伝したのではないかと
自分を責めたり
母親の苦悩も描かれていて
衝撃のラストへ・・・。
8歳のローダを演じる
パティ・マコーマックの
可愛い笑顔と癇癪を起した時の
ギャップが凄くてびっくりです。
本編終了後に
登場人物(キャスト)達が
舞台劇を観た後の挨拶のように
順に挨拶に出てくるのも驚きでした。
そして、映画のラストを
口外しないようにとの
メッセージも表示されます。
「シックス・センス」
「パッセンジャーズ」等
結末は口外しないでという映画も
多いですね(´▽`)
その元祖的作品でしょうか・・・
とにかく、白黒映画の
名作のひとつだと思いました。
男の子を亡くした母親の哀しみや
命の重さ 大切さも
考えさせられる作品。
夏に最適(笑)これは全く前情報見なくて良かった。少女は殺人を犯した...
夏に最適(笑)これは全く前情報見なくて良かった。少女は殺人を犯したのか否か。それで終盤までドキドキできた。ちょっとでも前情報を見てたらこの興奮は味わえなかった。
少女を演じる子役(パティ・マコーマック)がとにかく素晴らしい。
元は舞台劇らしく、結末は舞台とは違っているらしい。私的には舞台の結末の方が良いと思うが、どうやら時代がそれを許さなかったようだ。
元は舞台劇らしいエンディング、そして結末の緘口依頼のテロップ、斬新で驚きました。
後の時代に多大な影響を与えた本作、こいつは見るべきでしょう。
もっと救いなく描くか、もっと深層心理の怖さを描くか、ちょっと中途半端な感じ
自分を形成するのは、先天的(遺伝等)と後天的(環境、経験)と思っているが、
ローダまでは行かないにしても、我が子に末恐ろしさを感じるケースは往々にして
あると思う。そこから矯正するのは難しい。
子供を亡き者にして、自分も死のうという解決は、他の映画やドラマでもよくある。
突然の落雷のラストは驚いた。
そして登場人物を紹介していくエンディングも初めてみた。
出生の秘密
ナンシーケリー扮するクリスティーンは、遠足時に上がった水死体の男子の話をラジオで聞いてパティマコーミック扮する娘のローダが心配になってローダと話をした。しかしローダは極めて平然としていたが、その男子を最後に見たのはローダで男子が持っていてローダが欲しがっていた金メダルが無くなったと担任教師がクリスティーンに説明した。
母親からすると信じている娘が少しでも疑われてはたまらない。とはいえ話題の金メダルを娘の宝物箱から見つけてしまった母親はどうする? 実はクリスティーンに出生の秘密があった。遺伝が孫にまで影響するものなのか? 悪い種子とはよくぞ付けた題名だね。
サイコパスを描いた映画は数あれど、この時代から存在していたとは驚き...
サイコパスを描いた映画は数あれど、この時代から存在していたとは驚き。そもそもサイコパスっていう概念があったかどうかも分からないけど、その特徴は今定義されているものと変わりない。子役の演技力もすごすぎ。
今でも使えるのか、この題名
一人娘が実はサイコパスなのを知ってしまった母親は悩む。
相談したい夫は長期出張中で頼りにならない。
エンディングは初めて見るパターンだった。
遺伝子の恐怖!
NHK BSプレミアムにて。つまらなかったら寝ようと思ったのに、最後まで見ちゃった。今ならこういう設定は珍しくないけど、これ元祖なのかな。当時は刺激的だったのでは。
子役がキモ。ルックスもいい。金髪で乱れのない三つ編みに、隙のないファッション。笑顔と怒った顔のギャップもしびれる。眉根を寄せた時の、顔の立体感すごかった。劇団系というか、もともと舞台らしいので、くっきりした演技だった。
モニカおばさん、セーフだったね。危ないところだったよ。怖や怖や。
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