劇場公開日 1972年4月29日

「男の狂気が炸裂」わらの犬(1971) lotis1040さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0男の狂気が炸裂

2013年11月8日
PCから投稿

怖い

興奮

難しい

ダスティン・ホフマンの作品をズラッと見た時期がある。高校を卒業してすぐくらいのことだったと思う。
その頃はまだDVDもなくレンタルビデオで、ずらっと借りてきたのだ。
その中で、このわらの犬は衝撃の作品だった。
こんなに衝撃を受けたのは初めてだったかもしれない。
サム・ペキンパーという人の怖さがおそらく最も出た作品ではないだろうか。
一人の男が徐々におかしくなってゆく過程が恐ろしく、今でも男の姿が思い出せる。
マーダー・ライド・ショー2のときの刑事はもしかしたらこの男がモチーフだったのかもしれないと思うくらいの狂気。
その役を成し遂げたダスティン・ホフマンはやはりただものではない。
今でももう一度くらい見てみたいと思う作品。

lotis1040