劇場公開日 1954年4月15日

「一言「逆転の発想」。」私は告白する fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0一言「逆転の発想」。

2022年7月19日
iPhoneアプリから投稿

「殺人を犯しました」と懺悔を受けた神父が、その内容を胸にしまうのかどうか。
いやいや。事件だし!の、「犯人がわかっているのに、捜査が進むもどかしさ」。
ここがポイントでした。

犯人は「わざと神父に罪を押し付けよう」としているのが、ありあり。
だって法衣を着て事件現場から去っていくなんて。
もう何回も「違うそうじゃない!」と憤ります。

神父にも元恋人との密会があったり。
段々事件の捜査方向が、捻じ曲がっていくのが焦ったい。
裁判のシーンも、犯人の妻が傍聴してて。
告白しなきゃ!と、法廷に連れて行きたくなったし。

今ごろ気づいたんですが、神父=father。なんですね。へー。
100分ほどでしたが、もどかしさ万歳&ハラハラでした。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「自分自身に嘘をついてはいけないよ」

ゆき@おうちの中の人