「「西部劇 = 男の美学」を徹底した、見事な作品。」ワイルドバンチ shawさんの映画レビュー(感想・評価)
「西部劇 = 男の美学」を徹底した、見事な作品。
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最後の銃撃戦の直前、死地に向かって行進していく四人の姿は、何度観てもかっこ良い。それこそ、西部的ならず者の、滅び行く姿を最も美しく表現しているように思えた。そして、このシーンがあるからこそ、ラストの銃撃戦が最初の銃撃戦とは異なり、単なるヴァイオレンス描写におわっていない、と感じる事ができたようにも思う。
それにしても、全編にわたって描写のきれいな作品だった。黄色い土と、きれいな水色の空と、真っ白な雲の絶妙なバランスが、この乾燥した世界をうまく表現してますね。いやぁ、本当に美しい…。
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